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  • サイズ A5判/ページ数 711p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784103097389
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

幕末。実力故に一介の武士から長岡藩筆頭家老に抜擢。藩の命運を担って維新史上最も激烈な“北越戦争”を展開、無念の夢を残して死んだ男。最後の武士・河井継之助の生涯。

内容説明

幕末。陽明学を学んで激烈な行動力を身につけ、近代西欧思想にもいち早く通じ、越後長岡藩を近代的中立国家に仕立てようと企図した破天荒な男―。実力故に一介の武士から長岡藩の筆頭家老に抜擢。藩の命運を担って、維新史上最も壮絶な“北越戦争”を展開し、無念の夢を残して散った男―。最後の武士河井継之助の生涯。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

kthyk

17
司馬さんは殆ど読んでいない。多分、まとまった物語は竜馬以来だろう。友人の見舞いに行き、この書を勧められた。英雄と言える歴史上の人物を中心に、様々なエピソードを教養主義的に展開する作者の方法は小生の好みではないのかもしれない。しかし、読んでみると面白い。大政奉還後の鳥羽伏見に始まる勤王・佐幕、西と東の詳細な覇権争い、という事だろうが、物語はむしろ開国したこの国の人々は諸外国とどう関わろうとしたかに著者の関心が合ったように読み取れるからだ。主人公継之助が江戸、京都、高梁、横浜、長崎で出会う日本人、諸外国人達。2025/07/21

浅見ヨシヒロ

8
先月、童門冬二の『小説 河井継之助』を読んだ。生い立ちからその考え方に至るまで細かく書かれていたが、その最後は省略されていた。そういった経緯もあり、この『峠』を手に取った。ページ数がかなりの量で読み切るのに一苦労だったが、同じく戊辰戦争で負けた二本松出身の私にとっては『河井継之助のような人物が二本松藩にもいてくれたら…』と思わずにはいれなかった。2016/11/15

デルタアイ

3
幕末、思想を掲げ日本中が騒然とした熱い時代に長岡藩という小国で生まれた河井継之助の半生を追った1冊 前半は不穏ながらも太平の世は続きひたすら各地を周り人に会いその土台を築く作業のためわりかし退屈気味だが 動乱に移ってからの彼の軍人として政治家としての手腕がいよいよ冴え渡る 歴史小説でありながら哲学、ビジネスにも通じていて勉強にもなるという珍しい1作 ☆9.02023/08/11

mike_sugino

3
秋に映画が公開されるので、図書館で借りて読了。長岡藩家老となる河井継之助の半生を描いた小説で、最初は遊学時代、次に藩の内政改革を描き、最後は戊辰戦争の中でも激戦と言われた長岡の戦いで結ぶ。河井は儒学でも傍流の陽明学の徒で、実利を追うのではなく行動の美しさを求める。藩を朝廷に従わせるのではなく、独立国として確立し、もし長岡での戦いに敗れた場合、藩主をフランスへ亡命させる準備までしていた。他の幕末の志士とは違い、自分はあくまで長岡藩の武士であると規定し、その中で最善を尽くそうとしたことは頭が下がるね。2020/03/19

nakmas

3
平成10年版の文庫本2冊で読んだ。 上に至っては、帰宅の電車中の一部、約40分で。 下も時間にして、約1時間で、合計約1400頁を通読。 もう少しじっくり読んでもよかったと思いつつ、 司馬さんの書き方にというか、幕末から維新の歴史的な流れは、 いろんなところから何度も繰り返し読んで、慣れていたからできたことかなと感じている。 かといって、物語がすべて頭に入ったわけでなく、 大事なところもたくさん落としている可能性が高いので、 やっぱり繰り返し読むことが大事。2015/05/28

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