内容説明
動物と人との交流をやさしくユーモラスに、そして哀しく、動物大好きの心で捉えた動物園探訪記。土門拳写真２０葉挿入。
目次
類人猿
きりん
象
河馬と犀
熊
爬虫類
しこまれた動物
狐と狸
猛禽類
猛獣
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
35
動物の本と思ったら、動物園に行って見た動物についてのエッセイでした。ほのぼのとした優しさの中にも緊張感や鋭さがあり、動物園という癒しの場を動物園故の哀しみへと昇華させているように感じました。動物園は楽しさと哀愁のある場なのですね。幸田さんの美文で動物園に行っている気分を味わえました。2024/11/19
