popeye物語―1976~1981

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103066712
  • NDC分類 051
  • Cコード C0095

出版社内容情報

popayeはぼくたちのバイブルだった!―1976年創刊、日本の風俗を変えた"シティーボーイのためのライフスタイル・マガジン"編集部の神話的内幕。

内容説明

1976年創刊、日本の風俗を一新した「シティボーイのためのライフ・スタイル・マガジン」編集部の神話的内幕。

目次

前編 雑誌のミラクルはこんなふうにはじまった(1976年6月25日、「popeye」誌、誕生!;ヌードと劇画は登場しません;世界なんて簡単だ)
後編 そしてポパイは神話になる(世界を編集するスタイル;成功という名の街道;不滅のポパイ編集部スピリッツ;“ボスのなかのボス”の雑誌)

著者等紹介

椎根和[シイネヤマト]
1942(昭和17)年2月9日福島県生まれ。早稲田大学卒業。元編集者。「平凡パンチ」「anan」編集部勤務、「popeye」編集長、「日刊ゲンダイ」「Hanako」「relax」などの創刊編集長として編集畑を一貫して歩く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

阿部義彦

15
図書館本。2008年、新潮社。先ごろフリースタイル社から出た、『49冊のアンアン』の著者による同じく書き下ろしの評伝です。今回はあのライフスタイルマガジン『Popeye』に関する創刊秘話とその内幕。76年に木滑良久編集長の元に創刊されたモンスター雑誌。若者のライフスタイル特にモノに焦点を当てた雑誌は斬新でそれにより広告集めにも苦労しないで、お金が入り潤沢な取材費や原稿料に反映された。都築響一など無名のライターを優先して他のジャンルへ進出して貰うのに躊躇しなかった。その影には石川次郎という名編集者がいた。2023/05/13

uheei

3
ひとつの雑誌が時代をつくり若者文化を変えた記録。伝説的な編集者やライターのエピソードにあふれ面白いが、社会状況の異なるいまの読者が汲み取れるものを提供しようとする視点には乏しい。綺羅星のごとき天才編集者たちに自分はついに敵わなかったという静かな諦念が、ただオヤジの自慢語りに陥ることから本書を救っている。2010/02/16

kinkin

2
ポパイを読んで買ったスケートボードやフリスビー、憧れのカリフォルニア 懐かしい。2013/09/18

ざび

2
私の体は、ポパイと本の雑誌でできています。それくらい、浪人時代と大学生時代の同時代性の雑誌であり、今の私がカタログ・モノ・マチ好きになったのはポパイのせいであることは否定できない。若干ふらつく文章ではあるが、○号の特集というとその内容が目に浮かんでくるところで1票です。2010/11/16

Nadja

1
ポパイという雑誌はあまり手に取ることはなかったのだけれど、それでもあの時代を彩った雑誌であることは間違いない。それよりも……、当時の平凡出版株式会社(現マガジンハウス)をしみじみと懐かしく思い出した。粋で個性的な編集者ばかりだった。

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