出版社内容情報
あの真田が警察入り!? 頭脳明晰な謎の男、黒野の加入でスケールアップしたチームが爆破テロを防ぐ。興奮度倍増の新シリーズ始動!
警察庁の公安課内に密かに組織された「次世代犯罪情報室」。人の死を100%予知する〈クロノスシステム〉を用いて、真田省吾たちは凶悪殺人事件の阻止に奔走している。そこに天才的な頭脳を持つキザで毒舌な男、黒野武人が加入。爆破テロ、切り裂き殺人、毒殺――次々と予知される殺人計画を追うふたりは、死の運命を変えることができるのか。痛快無比のハイスピード・アクション、新シリーズ始動!
内容説明
警察庁警備局公安課内に密かに組織された“次世代犯罪情報室”。その中枢をなすのは、人の死を予知するクロノスシステム。爆破テロ、切り裂き殺人、毒殺―次々と予知される殺人計画の裏には、恐るべき企みが隠されていた!捨て身の情熱×クールな頭脳。興奮度200%UPの新シリーズ始動!
著者等紹介
神永学[カミナガマナブ]
1974年山梨県生まれ。日本映画学校卒。2004年『心霊探偵八雲 赤い瞳は知っている』でプロデビュー。小説のほかに舞台脚本も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
散桜
67
よんだー!新コンビだけど、すでに相性抜群でしたね!というか、これも壮大なスケール…ww大冒険、楽しかったです!無鉄砲さにハラハラしました…。塔子さんが志乃にそんなことをしていたなんて……ショックでした……(´・ω・`)これからもこのコンビ続くんですかね?!楽しみです。志乃が目覚めて、省吾と笑いあう未来が来ることを心待にしております!2014/02/10
ひめありす@灯れ松明の火
64
一体何度、頭に銃口を向けられたか。幾度死に掛けの予知夢を見られたのか。何回大怪我をしてきたのか。最強最悪の私立探偵。天命探偵真田省吾、相棒を薄倖の美少女から薄倖の眼鏡男子に切り替えて、Next Gear篇スタートです。黒のと真田のコンビは火に油というか、油と水というか、もはや油と油なのではないでしょうか。似ていない様に見えても、どちらもあっさり発火点を迎えてしまうあたりが。今後この無鉄砲コンビの更なる活躍に期待したいのは山々ですが、電車止めたりするのはやめて欲しいなあ。所で、バイク壊したの何代目だ。何代目2014/05/10
ミーコ
43
神永さん「イノセントブルー」 が面白かったので読んでみたのですが、シリーズ物とは知らなかった・・・ それも5弾めとはー。それでも面白く読めました。ハイスピード・アクションなので 映像を観てる感覚でスラスラ読めるのも良かったです。 不気味だった黒野も読み進めるうちに ステキに思えて来るから不思議。忍乃さんの今後も気になります。6弾めが出るまでに遡って最初から追ってみたいと思います。2014/10/27
Yuna Ioki☆
38
ラストでびっくり!!可哀想な志乃…。ストーリーの方は国際化で大きく膨らんではいるので探偵と言うより秘密結社のような感じになりつつあるなあ。こじんまりしてた時の方が、それぞれのキャラクターの見せ場がたくさんあってよかったかも。それにしても真田は何台バイクを壊すのだ?(笑)2013/12/27
そのぼん
37
殺人を予知する能力のある少女の夢を映像化し、事件を未然に防ごうとする組織がメインのお話でした。スピード感がのある展開で、なかなか楽しめました。食えない感じで何を考えているのか解らない黒野も徐々に正体が明かされていき、『だからいつも笑顔だけど裏がありそうな感じなんだ・・・』と妙に納得してしまいました。そういや彼、新キャラでしたよね。前作を読んでからかなり経つので、一瞬こんなキャラいたか?と戸惑いもしました。ともあれ、最後まで読んでみて、続きがありそうな予感がしたので、そちらも期待したいです。2014/02/11