出版社内容情報
食と暮らしエッセイの第一人者が辿り着いた究極のテーマ――「身体」の謎に迫る! 最高のパフォーマンスと勝利は、食べなくては獲得できない。大相撲の親方、新日本プロレスの逸材、箱根駅伝常勝チームの寮母、サッカー日本代表の料理人、東京五輪でメダルをもたらした栄養士らにインタビューし、筋トレや体脂肪、腸内環境などのメカニズムを探る。誰もが有し、このふたつなしでは生きられないものに肉迫する唯一無二のルポルタージュ。
内容説明
「私たちは、身体から離れては生きられない」。誰もが身にまとう「筋肉と脂肪」の内側に分け入る唯一無二のルポルタージュ。
目次
スタートライン
相撲とちゃんこ―国技を胃袋が支える
プロレスト筋肉―食べなければ得られない
プロテインか、青汁か―自分の肉体を表現する
サプリメントの発見―身体表現の一部として
筋トレとはなにか―筋肉は身近な宇宙である
脂肪と健康―体脂肪計をつくったひとたち
見えないものを見る―腸内環境を覗く
「勝つ」ための栄養―「公認スポーツ栄養士」という仕事
アスリートを支える食のプロフェッショナルたち―野球、サッカー、駅伝
弱さとスポーツ―「感動物語」の背景にあるもの
身体と時代―二〇二一年東京オリンピックのあとで
著者等紹介
平松洋子[ヒラマツヨウコ]
1958年生まれ。東京女子大学文理学部社会学科卒業。2006年『買えない味』でBunkamuraドゥマゴ文学賞、12年『野蛮な読書』で講談社エッセイ賞、22年『父のビスコ』で読売文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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