出版社内容情報
心でシャッター! それは、まるで奇跡のような……。かわいい弟の寝顔、はしゃぐ愛犬、美しい花々、大好きな電車……。愛らしくも見事な作品の数々をご覧あれ。
内容説明
きっかけは、横浜市立盲特別支援学校で行なわれた写真教室だった。視覚を閉ざされた23人の子どもたちが、カメラを手にして、街に出た。そして音や風や匂いを頼りに、全身の感覚を研ぎ澄ませて、シャッターを押した!愛らしくも見事な作品の数々。
著者等紹介
菅洋志[スガヒロシ]
1945年、博多生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業。(社)日本写真家協会理事。主にアジアを中心としたドキュメンタリー写真、ドキュメント手法によるフードフォトで活躍中。77年第8回講談社出版文化賞写真賞、84年第15回講談社出版文化賞写真賞、87年第6回土門拳賞、98年第14回東川賞国内作家賞。写真展多数開催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ほじゅどー
8
★★★視覚を閉ざされた子供たちが、音や、風や、匂いを頼りに、全身の感覚を使って、写真を撮った。彼らは写真を心で撮っている。写真は写心。2018/06/30
ランランルーんば
0
目が見えない人が撮った黄色いブロックがど真ん中にくる景色が新鮮だった2016/07/26
まとり
0
どうしてこうも自然な笑顔が撮れるのか。2014/10/13
夢見草
0
地元松本城の写真があってうれしかった。撮ってくれてありがとう。2012/11/29
かわのふゆき
0
いい写真集だと思う反面、盲学校だから、という一点でこのように一冊にまとめることになんの意味があるのかと問いたくもなる。人非人のような感想で申し訳ないが、この中から本当に写真を撮り続ける子どもが出てきて、その子が写真集を出したら迷わず買うだろう。2009/08/21