内容説明
毎年の最高傑作短篇に授賞される川端文学賞の25年。その全作品と選評。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
踊る猫
2
良かれ悪しかれ日本のかつての「純文学」とはウェットなものだったのだな……ということが垣間見える。いや小川国夫や開高健、そして大江健三郎氏のようにドライな書き手も居るといえば居るのだけれど全体的には水墨画のように淡々とした筆致で、ドラマティックな出来事を極力排し叙情で円やかに包み込まれているという印象を受ける。「純文学」とはそういうものなのだな……と書けば身も蓋もないだろうか。ちょっと調べたところによればここから最近の受賞作は突き抜けた達成を示しているようなので、第二巻も読むのが楽しみ。優れたアンソロジーだ2016/03/16
今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン
1
処分のため過去在庫を登録月間。2017/06/28
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