日本の美しい歌―ダークダックスの半世紀

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  • サイズ B6判/ページ数 252p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103048510
  • NDC分類 767.4
  • Cコード C0095

出版社内容情報

結成56年、ダークダックスのゲタさんが語る懐かしい歌の数々。

「鈴懸の径」と灰田勝彦さん、「雪の降る街を」と中田喜直先生、「からたちの花」と山田耕筰先生、「蘇州夜曲」と服部良一先生。歌い続けて半世紀、忘れられない思い出がいっぱい。團伊玖磨先生たちと訪問した中国では不思議な出会いもありました。折々のヒット曲、懐かしい唱歌についても語ります。さあ、ご一緒に歌って下さい!

内容説明

結成56年、世界一長寿のコーラス・グループ、ダークダックスのバリトン・ゲタさんが、愛唱してきた歌と思い出を語ります。「鈴懸の径」と灰田勝彦さん、「雪の降る街を」「夏の思い出」の中田喜直さん、「花の街」の江間章子さん、そしてサトウハチロー、芥川也寸志、飯沢匡、服部良一、谷内六郎先生…。

目次

鈴懸の径―灰田勝彦さんの歌碑
夕星の歌―藤原ダンナと歌舞伎座オペラ
からたちの花―山田耕筰先生と犬
雪の降る街を 夏の思い出
創作合唱曲「新聞」「いろはにほへとによる西部物語」
ハチロー先生の「夕立」「スカンク カンク プウ」
雪山讃歌―志賀高原での出会い
北上夜曲―盛岡の一夜
山男の歌―大ヒットしたけれど
花のメルヘン―狂い咲きと人は言う
青葉城恋唄―惨敗したけれど
花の街―中国での不思議な出来事
故郷―菜の花畠を訪ねて
宵待草―夢二を追って
赤とんぼ―日本一の動揺
浜辺の歌―三十年がかりのヒット
最上川舟唄―新民謡の誕生
蘇州夜曲―良一先生と銀座

著者等紹介

喜早哲[キソウテツ]
ダークダックスのバリトン、愛称はゲタさん。昭和5年(1930)、東京生まれ。慶應義塾大学経済学部在学中に男声四重唱団ダークダックスを結成、30年にプロデビューする。35年には旧ソ連に招かれて大好評を博し、平成3年(1991)にはニューヨークのカーネギーホールで結成40周年のリサイタルを開いた。平成19年秋にはサントリーホールで、20年には東京文化会館でリサイタルが予定されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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nao1

7
ダーク・ダックスのバリトン、喜早哲(きそうてつ)さんの回顧録のようなもの。ダーク・ダックスは慶応大学の男声合唱団の4人からなり、最初は黒人霊歌やジャズなどをやっていたようです。育ちのよい聡明な明るい性格の、歌の才能のある若者たちに各界のさまざまな著名人、先生が手を差し伸べて美しいハーモニーがうまれていく半世紀。書き下ろしで参考文献が74。音楽史ともいえる内容ですが、山田耕作がどのように女性を口説くのかとか、竹久夢二に言い寄られた人の談話など実に人間らしいエピソードも楽しく読みました。2024/03/01

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