出版社内容情報
地球外生命は存在するのか!?
人類はついに火星へ到達できるのか……?
古代から神話や伝説に登場し、生命の謎や宇宙史の痕跡が残されたあの星へ行きたい。前人未踏の赤い惑星に魅了され、NASAのクルーとなった科学記者の目の前に、ついに「火星」が現れた! 広大な砂漠での踏査、極寒下での実験や初の無重力体験……過酷な調査の成果と最新のデータで描く、知的興奮に満ちた最新宇宙ノンフィクション。
内容説明
古代から神話や伝説に登場し、生命体の謎や宇宙史を解明するヒントが数多く残された星―火星。前人未踏の赤い惑星に魅了され、最前線に向かった著者の前に、ついに「火星」への道が拓かれた。あのバイキング号から30年を経て、謎の「火星」を目指すべく、厳しい訓練が始まった…。日本人で初めて、火星探検クルーとなった現役科学記者が描く知的興奮に満ちた体験記。
目次
第1章 火星はどんな星なのか?
第2章 マーズ・ラッシュ
第3章 火星砂漠研究基地へ
第4章 火星を目指す人々
第5章 いざ北極へ
第6章 宇宙旅行の時代
第7章 ブッシュ新宇宙政策の狙い
著者等紹介
笹沢教一[ササザワキョウイチ]
1965年群馬県生まれ。東北大学理学部卒。読売新聞入社後、東北総局を経て科学部。脳死・臓器移植、生命科学、科学技術庁(現文部科学省)、原子力などを担当した後、2006年2月まで米国ワシントン特派員。現在、科学部デスク。主な所属学会に日本地質学会、日本古生物学会(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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