内容説明
ピンク・レディー、山口百恵、フィンガー5、山本リンダ、狩人…。お茶の間を熱狂させたアイドルたちとの交流と彼らのヒット曲誕生までの舞台裏。そして海外でのミュージカル制作や映画音楽、オーケストラまでこなす作曲家の多彩な音楽人生を、「あの時代」を振り返りながら洒脱に綴る。
目次
第1章 ヒット曲が生まれる瞬間(「どうにもとまらない」1972;「狙いうち」1973 ほか)
第2章 作曲家という仕事(その時、その一言Special Essay2;初めてのヒット曲―「あなたの心に」1969 ほか)
第3章 日本を離れて―海外での活動(東西冷戦下、カラヤンやビートルズを聴いた街ベルリンSpecial Essay4;「リタに片思いRunaway Rita」1981 ほか)
第4章 素敵な出会い、忘れがたき人たち(シルビー・バルタン―「アイドルを探せLa plus belle pour aller danser」1964;萩本欽一さん―「拝啓おかあさん」1975 ほか)
第5章 あの時―時代とともに(チリ・クーデターで失われたもの―「地球の裏側」1971;テルアビブ空港乱射事件の衝撃―「今日もどこかでデビルマン」1972 ほか)
著者等紹介
都倉俊一[トクラシュンイチ]
作曲家・編曲家・プロデューサー。学習院大学法学部卒。4歳よりバイオリンを始め、小学生時代と高校時代を過ごしたドイツにおいて基本的な音楽教育を受ける。のち、独学で作曲法を学び、大学在学中に作曲家としてデビュー。さらにアメリカ、イギリスで作曲法、指揮法、映像音楽を学び、海外各国でも音楽活動を行う。国内では「日本レコード大賞作曲賞」「日本歌謡大賞」「東京音楽祭最優秀作曲賞」「日本レコードセールス大賞作曲賞、編曲賞」「日本レコード大賞」など、日本の主要な音楽賞のほとんどを受賞。世に出したヒット曲数は1,000曲を超え、レコード売上枚数は4千万枚を超える。その他、映画音楽、テレビ音楽のほか、ロンドン、ニューヨークを中心に多くのミュージカル・舞台の音楽も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 和書
- 行政法研究必携