内容説明
現代の住宅は化学物質まみれ！間違いだらけの断熱や気密―家の「内側」にこそ、危険が潜んでいる。日本の住宅がはらむ危うさの実相を解き明かし、健康で快適な空間をつくるための処方箋を提示する。
目次
第１章 いい家を建てる（ウサギもいなくなった山林；ますます短命化する木造住宅 ほか）
第２章 危ない建築・資材（静かな時限爆弾―アスベスト；ラッピングハウスって木造住宅？ ほか）
第３章 危ない換気・気密（高気密住宅など存在しなかった；冬温かく、夏はさらに暑くなる高断熱住宅 ほか）
第４章 快適な冷暖房をもとめて（なぜ、エアコンをつけても寝苦しいのか；季節を感じながらエアコンなしで暮らす方法 ほか）
著者等紹介
前田智幸［マエダトモユキ］
１９４６年富山県生まれ。秋葉原の家電量販店勤務を経て、１９９１年に独立。自然素材を使った断熱材や床暖房機器を製造・販売する「富士環境システム株式会社」（東京都千代田区）の代表取締役社長。現在、同社を経営しながら、新・木ずり土壁工法の開発に取り組んでいる。プロジェクトを組んで開発した「ラフトンボード」が２００５年度間伐・間伐材利用コンクールに入賞
川井龍介［カワイリュウスケ］
１９５６年神奈川県生まれ。慶応大学法学部卒業後、毎日新聞記者、日経ビジネス編集部を経てフリーランスのジャーナリストに。ＮＰＯ法人「連想出版」理事（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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