感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
石川桂子
9
あるきっかけで旧約聖書中で「ヨブ記が理不尽NO1」と聞き、読んでみたいなと原文を損なわず比較的読みやすいと言われる本書を選んだ。散文は犬養氏の訳のおかげで理解できるが、韻文の部分(ヨブと友人の会話)となれば元がヘブライ語なのもあるせいか、なかなか難解。1977年発行だが約50年の時を経て生成AIに解説してもらいながら読んだ。結論としてはその理不尽の奥を考察するのであろうが、自分は贖いと考察した。それにしてもヨブ記だけでなくほかのエピソードも拾い読みだが結構ひどい(笑)。神から見たら50年なんて一瞬だろうな2026/10/26
新父帰る
6
旧約聖書を読み通すことは、恐らく出来なかったと思う。犬養氏の物語だからなんとか読み通せたのだろう。ユダヤ民族の唯一神ヤーウェの教えに従わなかった場合の報復の恐ろしさがいやっ!と言うほど書かれている。これだけ恐ろしい神に何千年間も復讐されたら、大概の民族は神の掟を守らざる得なくなると思った。旧約に載っている「伝道の書」の一節に「空の空、空の空、いっさいは空である」の文があるが、これは正しく仏教の「諸行無常」「諸法無我」「一切皆苦」の思想である。その違いは唯一絶対神の存在を認めるかどうかであることに気付く。2018/12/21
ねれ
3
よ、よみおわった…一般人に向けらしいけど、似たようなエピソードが続くのでなかなかしんどいものがある。ヨブ記はおもしろかった。著者の解説のおかげで、読み過ごすような箇所を感慨深く読めるのは助かった。なんでこんなに教えを守れないひどい人間ばかりなんだと思うけど、自分に立ち返って考えてみると罵れません。とりあえず今思うのは、ダメダメでも人生は続くし、良いものは私がダメでも見捨てちゃいないからがんばろうとか。いや、人間には光が宿っているからダメなんかじゃないとか。信仰心がなくても、結構力強く響くものがあった。2014/07/28
西島嵩人
2
去年読了。バベルの塔と、海パッカーンぐらいしか覚えてないかな?(笑)
あかちゃん
1
聖書というのは良いことばかり書いてある本なんだと思ってたけどそうじゃなかった。何世代にもわたり、人間の醜い愚かな姿が綴られていて、それがなんともお話として面白かった。2023/08/15




