出版社内容情報
今日の苛酷な出来事もいつか豊かな思い出になるのだから…。ノスタルジーの力を磨き、「心の相続」を説く、生き抜くヒント満載の書!
内容説明
今日も風に吹かれて。激変の時代に流されるでもなく、あらがうでもなく、ユーモアとペーソスを杖に歩みつづける作家の回想と告白!
目次
第1章 夜に口笛を吹く(昼と夜のあいだに―まえがきに代えて;もみ手三年茶器八年;識字率と識詩率 ほか)
第2章 ノスタルジーの力(「一言一会」の人びと;逝きし人の歌声;作家の歌声は永遠に ほか)
第3章 こころの深呼吸(一杯のコーヒーから;卒業・中退・抹籍・除籍?;時の過ぎゆくままに ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん1007
41
肩ひじ張らず、ゆったりとした風合いが、いい味を醸し出している。こんな風に、いろいろ思いを馳せることができると、いいなあ~。2021/08/21
funuu
10
この本は、まるで五木寛之と一緒に散歩しながら人生を振り返るような、穏やかで豊かな読書体験でした。過去の記憶や人との繋がりを通じて「心の深呼吸」を促すメッセージは、コロナ禍や現代社会のストレスの中で特に響きます。80代後半の著者がなお前向きで柔軟な姿勢を失わない姿に励まされ、人生のどんな局面でも「後ろ向きに前へ進む」ことの大切さを学びました。読後には、日常の小さな幸せや自分のルーツを振り返りたくなる、心の余裕が生まれる一冊です。 60歳以上には読みやすい ゴルフをやっていたのは知らなかった 2025/08/11
らみゅね
5
最近エッセイが面白くつい手にしてしまう、特に御高年の方の。しかしこの作品はなんというか若いのである。野坂昭如など友人とのひとときや両親、訪れた場所の話などさらっと書いてあって妙に心地よい。親から相続したカタチなきモノについて考える。2024/07/16
ゆうろ
5
主張を声高に叫ぶこともなく、五木さんの話がスルスルと頭に入ってくる何とも心地よい読書時間でした。 孤独とは「トゥゲザー・アンド・アローン」という言葉に共感。好きで一人でいる人は孤独ではない。2021/09/05
キャベツ
4
五木さんの凝り固まっていない文章が好き。エッセイをたまに読むと肩の力を抜いてもいいと思える。正直ジェネレーションギャップを感じる部分も多い。歳を重ねてから昔を振り返ることを楽しめたら、それは良い人生だろうなと思う。2025/08/30




