内容説明
聞き上手、乗せ上手が天下をとる/スピーチはここがポイント/許されるウソと許されないウソ/女心はこうしてつかむ/素の面白さにはかなわない…。
目次
吉本興業でつかみ芸を学びたいとう教授たち
キャスターらの話術
聞き上手、乗せ上手が天下をとる
子どもの気持ちを引き出すには
話は「現在」から始めよう
聴衆を惹きつけるテクニック
話をわかりやすくする手立て
絶妙のスピーチはここがポイント
「御就職」をつかむ
人はこんな言葉につかまれる〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はっちゃん
2
インストラクションの研修でオススメされた本。 90分とか話す機会がたまにあるのですが、いつも「ちゃんと聞いてくれるかなぁ」と不安でいっぱい。最初=つかみをどうしようかと、じーっと考えます。……なかなかうまくいかないんですけどね。 この本では、お笑い芸人からキャスターなど、つかみの事例を数多く紹介。最後はその人の個性となりますが、大いに参考になります。 後半は文章におけるつかみ(コピーなど)を概観。 簡潔な言葉の中に心を引きつけるものを持たねばならないことを学びました。2015/01/02
たみや
1
先に簡単なお笑い論の本を読んでから、サッと読むのがいいと思います。連載コラムをそのまま文庫化したように見えました。「つかみ」という筋があるはずなのに、テレビに出てくるお笑い芸人や政治家等を週刊誌のネタのようにたたみかけだけで、作者の考えより表面の話題しか目がいかなかったです。端々にへ〜と声が出てしまう名言や人物エピソードが描かれているのにつながりが薄く、なんとなく作者がこうじゃないかと思っているテレビ論や大衆論をボツボツと出しているのが一次元的で、全体を絵として見れなかったです。2015/08/31
FAVORI
0
★★☆☆☆ 時代のコラム感が強く、つかまれにくかった。2015/06/17
ニッポニア
0
浅い、が面白い、読む価値は、好みによる。有名人や、人気の(当時)TV番組がうじゃうじゃでてきたり、ということで、偏りはあるけど、さくっと読むにはたいへん適当なんじゃない。2014/08/07