感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
coolflat
6
8代V・ビューレン→9代ハリソン→10代タイラー→11代ポーク→12代テイラー→13代フィルモア→14代ピアース→15代ブキャナン→16代リンカーン→17代A・ジョンソン→18代グラント→19代ヘイズ→20代ガーフィールド→21代アーサー→22代クリーブランド→23代ハリソン→24代クリーブランド→25代マッキンリー→26代T・ルーズベルト→27代タフト→28代ウィルソン→29代ハーディング→30代クーリッジ→31代フーヴァー→32代F・ルーズベルト→33代トルーマン→34代アイゼンハワーまでのアメリカ史2015/11/22
宇六
1
下巻はおおよそ1830年代から1940年代まで。 上巻に引き続き、大統領の人物評を中心としたアメリカの通史。リンカンやウッドロー・ウィルソン、フランクリン・ローズヴェルトといった著名な大統領はもちろんのこと、彼ら大統領を支えた者なども含めて数多くの人物評がなされる。登場する人物を一人一人覚える記憶力は持ち合わせていないのだが、その時どきの時代の特徴を理解するのに役立った。2016/09/20
がんぞ
1
リンカーンは大統領は国民の代表として議会にアドヴァイスを与えるという合衆国の民主主義を規定した(責任内閣制の英国における国王の役割)。糧であるバッファローを絶滅させることによりインディアンを殲滅。暗殺された大統領は聖人化され影響を長く及ぼす。が、世界大戦講和提案14原則は破られ「シェイクスピアでもウィドロー・ウィルスン程の悲劇は書けなかった」。最後に南部では二千万人の黒人に実質は投票権が無い、四千万以上のカトリックが良き市民ではあるがWASPに疑いの目で見られて大統領を出せない、とケネディ前夜の状況を総括2014/04/07