内容説明
オンライン詐欺で捕まり、出獄したルーマニア人ダルカは、ネット調査会社に勤めたが、インドの会社のシステムから手に入れたデータが途方もない「金鉱脈」だと気付く。それを使ってスパイの洗い出しを依頼した中国情報機関のダミー会社の意向をよそに、彼はこれからターゲット情報を作り闇ウェブで売り捌くことにした。すると、アメリカ人の極秘情報を物色する謎の組織が接触してきて…。
1 ～ 1件／全1件
- 評価
-
ミスランディア本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
136
昨日の第１巻に続いて承の第2巻、『イスラム最終戦争』という割には、内容がしょぼい気がしますが、原題、『TOM CLANCY'S TRUE FAITH（真の信念） AND ALLEGIANCE（忠実であること）』に盛り過ぎなので、しょうがないのでしょうか。続いて、第３巻へ。トータルの感想は、全四巻読了後に。 2019/07/19
Panzer Leader
56
機密情報漏洩の仕組みが明らかになりつつ、その情報を利用して米国本土に暗殺部隊を送り込むイスラム国。ジャックＪｒ達ザ・キャンパスはその陰謀を阻止できるのか。 工作員新メンバー達に尾行訓練を施していた元ＣＩＡ高官がイスラム国の標的となるという何とも偶然にしては出来過ぎの状況ながら、この辺りからのアクションシーンは読ませる読ませる。訓練中なのに即実戦参加とは極秘民間情報組織ザ・キャンパスのブラック度、尋常ではない。2020/03/10
chiseiok
37
舞台が整い、展開の見晴らしが良くなってストーリーが疾走し始めた第二巻。ここからは全てをグリーニーの筆に委ねて只々楽しむだけ。巨匠クランシーのテイストに無理やり寄せてるような不自然さも特になし。ライアン親子についてはジュニアの方がまあ主人公扱いなのだろうけれど、父ライアンにもあと少しの存在感が欲しいというのは贅沢かな。"嵐の中で輝く男"と称された往年の輝きをもう一度見てみたい。以前はスケールの大きな国際謀略小説だったけれど、ヤバい国家達とは既に何ラウンドも戦ってるし、リアリティを考えるとこんな感じなのかも。2019/06/08
翔龍パパ
30
DIA情報分析官、元DIA幹部、海軍パイロット、元海軍SEALs隊員など、次々とISによってアメリカ人が殺害される。どうやら本来知られるはずのない個人情報が漏れている。ジャック・Jr.とギャヴィンによって情報漏れを突き止めようとする一方で、またしても起こる暗殺。しかもそれは新しくキャンパスの現場要員に加わったアダーラ・シャーマンとバリーの２人の採用訓練中に起こってしまった。最後、ハラハラドキドキの手に汗握る展開となるが、ここで終わる？というタイミングで２巻は終わってしまう。もぉ～、早く３巻へ……2019/10/08
Yunemo
27
ジャックとギャヴィン、このコンビ最高。次々と起こる不可解な事件、この問題を解決していくための手法、2人の会話からなる解決策への模索、この場面が何といってもいいんです。今回の事件の核心部分は何なのか、特定の人物をターゲットにするために何をしたのか、何に基づいて選定したのか、それぞれの持つ専門分野から出てくる思考方法、斬新な発想方法により一つずつ詰めていく手法。読んでく途中で頷きながら味わえます。読者の立場から言うと、解決策へと近づいていく論点、そのプロセスに一喜一憂、です。またしても最後に第3巻への布石が。2020/05/17
-
- 洋書
- Women
