新潮文庫 米朝開戦〈３〉

グリーニー，マーク【著】〈Ｇｒｅａｎｅｙ，Ｍａｒｋ〉/田村 源二【訳】

新潮社（2016/04発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 279p／高さ 16cm
• 商品コード 9784102472637
• NDC分類 933
• Cコード C0197

出版社内容情報

ジャック・ライアン大統領が乗った車列が爆破された！　米情報機関の捜査線上に浮かんだのは、北朝鮮対外諜報機関だったが……。

北朝鮮の若き指導者はアメリカに臨検でＩＣＢＭの部品を押収されたことに激怒し、ジャック・ライアン大統領の暗殺を企てる。その計画はライアンがメキシコへの訪問中に地元の麻薬カルテルとイラン人爆弾製造専門家を使って進めることに。一方、米情報機関は北朝鮮のレアアース鉱山に関する情報収集のため、スパイを送ることを決断。中国系アメリカ人のＣＩＡ工作員が潜入するが……。

内容説明

北朝鮮の若き指導者はアメリカの臨検でＩＣＢＭの部品を押収されたことに激怒し、ジャック・ライアン大統領の暗殺を企てる。その計画はライアンのメキシコ訪問中に地元の麻薬カルテルとイラン人爆弾製造専門家を使って進めることに。一方、米情報機関は北朝鮮のレアアース鉱山に関する情報収集のため、スパイを送ることを決断。中国系アメリカ人のＣＩＡ工作員が潜入するが…。

著者等紹介

グリーニー，マーク［グリーニー，マーク］ ［Ｇｒｅａｎｅｙ，Ｍａｒｋ］
１９６８年テネシー州メンフィス生れ。メンフィス大学卒業。２００９年、デビュー作『暗殺者グレイマン』が世界的ベストセラーとなる。’１１年からはトム・クランシーのジャック・ライアン・シリーズを共著者として手掛け、クランシー没後、『米朝開戦』以降、単独で同シリーズを書き継いでいる

田村源二［タムラゲンジ］
１９４７年東京生れ。訳書多数（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[starbro]

２巻から少し間が空きましたが、３巻（「転」の巻）も快調に飛ばし、一気読みです。本巻では爆弾による暗殺がクライマックスとなりますが、本人および家族の生死と１２兆ドルが懸っているなら、ちんけな爆弾テロリストではなく、超一流のプロに頼むべきではないでしょうか？そうですゴルゴ１３です（笑）トータルの感想は全巻読了後に。

2016/05/19

[Hitoshi Mita]

ついに北朝鮮に潜入したヤオ！そしてホテルでの息をつく暇のない緊迫した駆け引きそして危機！もう一気読みですね！そしてついにライアン大統領が襲撃された！次巻最終巻だけど、どうなる？きになる！

2016/04/07

[Yunemo]

このチーム、狂乱の緊急脱出が多すぎませんか。何となくちぐはぐさが垣間見られることも。これで大丈夫なのかな、なんてことも頭の隅に。ホテルを替える様はドタバタ気味で、ちょっと苦笑い。そうは言っても、表では大統領のメキシコ訪問、北朝鮮への断固とした決断、これを補佐するそれぞれの立場の人間模様が、敵味方に関わらず、心情を踏まえて記され、手に汗握って集中。それにしても、現在の北朝鮮情勢が余すとこなく、表現されてますね。現実的に、核兵器計画推進のための資金源はどこにあるのか、不思議？耳をつんざくような爆発音で4巻へ。

2016/05/08

[to boy]

イラン人の爆弾屋をつかってアメリカ大統領を暗殺しようとする北朝鮮。核兵器を巡って世界各地でスパイ達が小競り合いを重ねます。偶然を装った出会いには疑念を抱くべしという諜報員の心構えってのも面白い。大統領の運命は、そして北朝鮮に潜り込んだ米のスパイは・・・。最終巻に突入します。

2016/04/02

[ジュール リブレ]

タイトルは”開戦”ですが、実際に戦争が始まってるわけではない第3巻。表紙の絵は、ラストになって、ああ、なるほど、ですが、まだドロドロとした底流が続いている。。。

2017/02/03