新潮文庫
米中開戦〈3〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 311p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784102472552
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

牙を剥く中国の軍事力! その一方、謎の集団によるサイバーテロが米国全土を襲う……。巨匠が最後の警告をする悪夢のシナリオ。

サイバー空間で強大な力を誇る〈センター〉とは何なのか。組織なのか。人なのか。〈ザ・キャンパス〉は、香港の14Kという犯罪組織を疑うが、恐喝、麻薬、売春などが彼らの資金源でハイテク技術を有しているとは思えない。そんな中、中国は一方的に南シナ海を封鎖。インドの航空母艦が海域に侵入したとたん、対艦ミサイル四発を発射した――。ジャック・ライアン大統領の決断とは……。

内容説明

サイバー空間で強大な力を誇る“センター”とは何なのか。組織なのか。人なのか。“ザ・キャンパス”は、香港の14Kという犯罪組織を疑うが、恐喝、麻薬、売春などが彼らの資金源でハイテク技術を有しているとは思えない。そんな中、中国は一方的に南シナ海を封鎖。インドの航空母艦が海域に侵入したとたん、対鑑ミサイル四発を発射した―。ジャック・ライアン大統領の決断とは…。

著者等紹介

クランシー,トム[クランシー,トム] [Clancy,Tom]
1947‐2013。米メリーランド州ボルティモア生れ。保険代理業を営む傍ら9年がかりで執筆した『レッド・オクトーバーを追え』で、’84年一躍ベストセラー作家になる。豊富で該博な知識と詳細なデータをもとに現代戦の実相を描き、ハイテク軍事スリラーの元祖となった

田村源二[タムラゲンジ]
1947年東京生れ。クランシーのジャック・ライアン・シリーズのほか、ボチコ『デス・バイ・ハリウッド』やフォードの文学刑事サーズデイ・ネクストシリーズなど訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

absinthe

180
事件が混沌としてきて面白い。劇場で銃撃戦に巻き込まれたり、散歩がてらの監視のはずが暗殺されそうになったり。また、台湾周辺も空中戦が起こり艦船にも損害が出たり。いろいろな場面が同時進行。前振りがうまいので、急展開でも唐突には感じない。表向きは真剣勝負のポーカーだが、すべての手札がイカサマすり替えで揃えられた戦いといった感じ。次巻で佳境か。2020/03/05

KAZOO

86
最近サイバーテロなどで米国の高官の情報などが盗まれていると聞きますが、それをあたかも予言したような感じです。しかも南シナ海では中国が自国の領海であると主張して膨張政策をとっていることからこの小説の実現性がかなり高くなっているのではないでしょうか?いよいよ実力行使に出る中国をどのような対応で納めるのか最後が楽しみです。2015/09/12

James Hayashi

36
3巻では香港の陸上でドンパチが始まり、台湾海峡では米中の戦闘機の異常接近とロックオンや、途轍もないGを感じながらの空中戦はハンパでない。米国はF/A18Cホーネット、中国はJ-10Bと今でも最先端に近い戦闘機。さらにサイバーでの動きも本格的であり、情報の漏れを危惧する。興奮度はさらに高まりつつ最終巻へ。*<ザ・キャンパス>の設立や運営理由が掴めないが、これはクランシーの他の作品を読む必要があるよう。まあ、分からなくても十分楽しめるが。2017/07/25

Akira

35
南シナ海でついに開戦か!?今何かと問題の南シナ海ってとこがとてもリアル。だけど、情報戦だったりスパイ戦って所が現代の戦争をよりリアルに表しているんだろう。早く最終巻へ!2016/01/28

kishikan

31
トムクランシーの本は、好きな人には読み始めたら止まらない、まるで「〇〇えびせん」みたいだね。米中開戦もやっぱりそうだった。3巻目もあっというまに読み終わり、4巻目に突入。香港マフィアに中国海軍の話も加わり、一気にスピード感あふれるスリリングな展開。ああ、だからトムクランシーはやめられない。2014/08/18

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