出版社内容情報
米国が最も恐れる二大巨悪組織、タリバンと南米麻薬カルテルが手を組んだ! アメリカ中を震撼させる大規模なテロが幕を開ける。
タリバン幹部二人が頻繁にメキシコ人らしき人物と接触していることを突き止めたムーアは、急遽本国に戻る。まさか、アメリカが最も恐れる二大巨悪組織、南米麻薬カルテルとタリバン・テロリストが手を組んだのか……。メキシコ国境の警備を強化する中、全米を震撼させる超大型テロ計画が見え隠れしてきた。あの9・11の悪夢を阻止すべく、ムーアは大胆かつ意外な行動に出るが――。
内容説明
タリバン幹部二人が頻繁にメキシコ人らしき人物と接触していることを突き止めたムーアは、急遽本国に戻る。まさか、アメリカが最も恐れる二大巨悪組織、南米麻薬カルテルとタリバン・テロリストが手を組んだのか…。メキシコ国境の警備を強化する中、全米を震撼させる超大型テロ計画が見え隠れしてきた。あの9・11の悪夢を阻止すべく、ムーアは大胆かつ意外な行動に出るが―。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
かずお
7
★★★★☆ トムクランシー らしく今までの伏線を全部回収!最後に少しだけドミニクが出て来たけど、気になる終わり方。トムクランシー 読破まであと少し。読み終わってしまうのが少しさみしい。2018/04/20
對馬 正晃
7
トム・クランシーの作風として、事件が起きるまでの経緯や追跡劇を緻密に描写するということが挙げられると思うのですが、今作は麻薬カルテル戦争について長々と語られた後で事件勃発なので、肝心のタリバンの動きが霞んでしまったように思います。アイデアは秀逸ですけど、話の比重がイマイチだったのかもしれません。ムーアのシリーズを誰か受け継いでくれませんかね・・・。2015/05/10
ゆーぼー
4
幸福な家庭を持つことも諦め、知人や同僚、第三者の死に苦しめられ、生死の狭間で諜報を生業としている人の葛藤がよく解る。 回想部分が少々長すぎると感じるが、その人間の生い立ちが、その人の現在に大きく関わっていることを表したかったのだと感じた。 作家として取材が困難な領域なのだが、それなりにリアル感があり、楽しめたと思う。 それにしても、登場人物の名前を覚えるのが大変だった(笑)2015/08/26
F.Y
3
オプセンターでもジャック・ライアンシリーズでも無い、完全な新シリーズ。ただ、著者が亡くなったのでこれ限りかも。ただ、エピローグではライアンシリーズとリンク(?)を匂わせるような事が描かれているのが気になる。2014/04/02
Yunemo
3
この下巻はほんとに一気読みの状態。動きのスピードがあっという間に加速された展開に引き込まれました。これが著者の真髄なんでしょう。でもあまりに細かいことに拘らずに進むと、どこかでしっぺ返しを食らいそう。麻薬カルテルとタリバンの関係がいつの間にか曖昧になってしまった感。何と言ってもテロ行為の描写が気持ちをハラハラさせ、深みにはまっていきます。新しいヒーローが誕生なのに残念。まだまだ未翻訳作品があることを祈って、取り敢えず満足感に浸って読了。2013/11/10