内容説明
KGB本部地下で、通信将校ザイツェフはどうにも容認できない作戦が進行していることに気付いた。罪のないローマ教皇の命を、なぜ奪わなくてはいけないのか?彼は通勤途中でいつも出会うアメリカ人に近づく。CIAに違いないと睨んだからだ。アメリカ本国ではライアンに期待を寄せるCIA長官が、彼に極秘任務を与え、ライアンは妻キャシーにも言えない作戦に従事することになった…。
著者等紹介
クランシー,トム[クランシー,トム][Clancy,Tom]
1947年ボルティモア生れ。保険代理業を営む傍ら9年がかりで執筆した『レッド・オクトーバーを追え』で、’84年一躍ベストセラー作家になる。豊富で該博な知識と詳細なデータをもとに現代戦の実相を描き、ハイテク軍事スリラーの元祖となった
田村源二[タムラゲンジ]
1947年東京生れ
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gonta19
104
新規購入ではなく、積読状態のもの。 2018/10/23〜10/25 1巻はまったり進行であったが、いよいよ事態が動き出した。ライアンはほとんど活躍していないが、3巻に期待。2018/10/25
橋川桂
10
2巻に入って物語も動き始め、派手なアクションがあるでもないのに引き込まれる。主人公であるはずのジャック・ライアンがなんか蚊帳の外な気もするけど、その分をモスクワ通信センターのザイツェフや、CIAモスクワ支局長夫妻たちが十二分以上に埋め合わせてくれている。間に別の本もはさんで飛び飛びに読もうかと思っていたのに、4巻一気に通読することになりそう。2019/04/21
Richard Thornburg
6
感想:★★ 2巻に入っても話の進み方は緩慢で、肝心の教皇暗殺に関することは暗号文のやり取りを数回行なったのみ。 むしろKGBの情報将校の亡命話が前面に??? ちょっとヤラれた感があるなぁ(^ ^; ソ連側にブレジネフやウスチノフ登場。 ・・・でも、それだけ。 話の展開ペースは変わらないまま3巻へ。2014/03/23
スプリント
5
2巻はライアンの影は薄く、エド&メアリーのフォーリ夫妻とソ連政府内でストーリが急展開します。アメリカ国内は架空人物ばかりなのにソ連の要人に実在の人物が登場するのは不思議な感じがしますね。2014/12/11
cgatocairb
4
LIBー