内容説明
KGB退役大佐ポポフには、なぜ世界的医薬企業ホライゾン社代表のブライトリングが、テロ事件の黒幕なのかわからなかった。驚愕すべき陰謀を知り、キャンザス州の同社施設から逃げ出したポポフは、昨日までの宿敵J・クラークにコンタクトを取る。シドニー・オリンピック閉会式の当日、恐るべき致死性ウィルスが会場の意外な場所に仕掛けられる。人類絶滅の日が、いま迫った。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
武蔵野きつね
10
世界の連続テロの目的はオリンピック開催国でテロ危機に備えて警備会社を雇わせる事だった。その会社こそが全人類を細菌で滅ぼし世界を動物に解放しようという過激派環境テロリストだった。オリンピック会場に仕掛けられる細菌兵器。レインボーは阻止できるか。2021/05/09
スプリント
8
第4巻はひたすらレインボーのターンです。レインボーの全容を知る高官の情報管理が杜撰だったことから敵の計画を防ぐことができたというのも皮肉な話です。2015/05/25
どら母 学校図書館を考える
6
クラーク 好きだわ。シャベスもいいけどね。 こういう組織 今こそ必要? 記録漏れ2015/04/25
コージ
5
エボラウイルスの発展系のウイルスで殆どの人間を抹殺する。超自然保護団体のあ然とする計画。元KGB大佐から計画の全貌を知ったレインボー長官、ジョン・クラークが電話を掛けまくる‼。ドミンゴ・シャベスにウイルス散布直前に阻止させる。電話一本でCIA長官に有無を言わせず指示を出しデルタフォースを動かす。レインボー隊員に指示を出して超自然保護団体を追い詰める。読んでいて的確な指示を出すジョン・クラークに惚れ惚れしてしまう。全般に軽快でテンポ良く読み切れる。最後の生き残りの自然保護団体への「お仕置」的な処理も爽快。2019/12/25
kinghaya
5
★ エンディングが自分が覚えていたのと、ちょっと違っていた。最後の方に近づくと今まで慎重だった敵のボスが悪手をいっぱいするのが、アメリカ的だなぁ。2019/02/28
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