新潮文庫<br> スカーレット 〈1〉

新潮文庫
スカーレット 〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 462p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784102442012
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

美雀(みすず)

38
あの有名な「風と共に去りぬ」の公式続編と言われてるらしいけど、何時の間にやら廃刊になったらしい。やっぱり内容があまりよろしくなかったという雰囲気がそうさせたのかもしれない。でも面白いと思います。スカーレットは新たな試練に立ち向かうのが健気で、かつてレットがアトランタでやってた事をきちんとこなしてる。気になるのはエレナ、アン、ローズマリーでしょうか?2015/02/25

佳乃

33
メラニーの死、レットが去っていく・・・そんなスカーレットはマミーの愛に包まれたくいたかったのに、マミーカ命の灯が今にも消え入りそうだなんて。つくづつスカーレットは困難に直面していくのだね。だが、その困難をも乗り越えれるだけのものをスカーレットは持っているのだ。また、レットの傍へと行く気持ちも分かるけれど、本当に子供が駄々をこねているのと同じだよ。寄ると触るとで二人は憎まれ口ばかり。どんな駆け引きもレットとしてはダメよ。スカーレット、自分を惨めにするだけよ。2017/01/19

佳乃

30
10ヶ月振りに再読。やっぱり何度読んでもいい。前回とはまた違う気持ちになるというか、違う見え方がでてくるというか。それでも、スカーレットの自分本位の物の捉え方は自分を追い込むばかりか、周りの評価さえ落とすということがわかっていない。チャールストンでも同じように自分の居場所がなくなるよ・・・と、取り合えず心配はしてみる。レットは自分を守るために今はスカーレットを攻撃し追い込み、早く離婚にこぎ着けようとしている。その反面、今でもスカーレットを愛しているのに・・・レットの心が張り裂けそうだわ。2017/11/27

みゆき

14
再読。「風と共に去りぬ」の原作者マーガレット・ミッチェルは、決して続編のペンを取ろうとしなかった。(翻訳者あとがきより)本作はミッチェルの死後、相続人たちが企画公募した中から選ばれたアレクサンドラ・リプリーが執筆。続編については賛否両論あり、邪道かもしれないが、レットとスカーレットの幸せを願ってやまない私としては嬉しい限り。個性的なレットの家族も登場。とりわけ圧巻なのは、スカーレットを認める義母エレナの存在感。レットのウィークポイントを(エレナ)逆手に取ることができるのか?続いて第2巻へ。2025/01/17

detu

14
9/4〜20了。長らく積読状態。過去小説で『風と共に去りぬ』を読んで映画以上に胸に残った。確かにビビアン・リー演じるスカーレットは魅力的かつ奔放な女性だったが、ミッチェルの書いた原作は南北戦争の真実を描きたかったのではと思っています。レットに置き去りにされたスカーレットはレットの心を取り戻すべく事に。光源氏とスカーレットオハラはどうにも好きになれない2大キャラだけど何故か読んでしまう。2024/09/26

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