新潮文庫 コピーフェイス―消された私

ブラウン，サンドラ【著】〈Ｂｒｏｗｎ，Ｓａｎｄｒａ〉/長岡 沙里【訳】

新潮社（2016/11発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 792p／高さ 16cm
• 商品コード 9784102425268
• NDC分類 933
• Cコード C0197

出版社内容情報

飛行機事故の瞬間、私は別の女に変わった……ラブサスペンスの傑作、NHKドラマ化！私は別の女性の運命を生きることになった。あの恐怖の瞬間から――飛行機墜落後、収容された病院で上院議員候補夫人と取り違えられたTVリポーターのエイブリー。形成手術によって夫人の顔に変貌した彼女の耳には病床で聞いた「夫を殺す」の一言が残っていた。この家族は何かが狂っている……夫人になり代わったエイブリーを待っていたのは驚愕の真相だった。『私でない私』改題

サンドラ・ブラウン［サンドラ ブラウン］

長岡 沙里［ナガオカ サリ］

内容説明

私は別の女性の運命を生きることになった。あの恐怖の瞬間から―飛行機墜落後、収容された病院で上院議員候補夫人と取り違えられたＴＶリポーターのエイブリー。形成手術によって夫人の顔に変貌した彼女の耳には病床で聞いた「夫を殺す」の一言が残っていた。この家族は何かが狂っている…夫人になり代わったエイブリーを待っていたのは驚愕の真相だった。

著者等紹介

ブラウン，サンドラ［ブラウン，サンドラ］ ［Ｂｒｏｗｎ，Ｓａｎｄｒａ］
１９４８年、米テキサス州生れ。モデル、女優、ＯＬ、テレビのリポーターなどを経て作家に。１９９０年に発表した本書がベストセラーになる。「ラブ・サスペンスの女王」と称され、作品は３４か国語に翻訳されて８０００万部を超えるセールスを記録している

長岡沙里［ナガオカサリ］
福井市生れ。ハーレクイン・ロマンス編集長を経て翻訳家に（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[扉のこちら側]

2016年​1071冊め。栗山千明主演でドラマ化。第1話をたまたま見ておもしろそうだと思って手に取った。この原作は90年に発売され米国でベストセラーになったサスペンス。飛行機事故で顔面を負傷した主人公が、政治家候補の妻の顔に整形されてしったことで陰謀に巻き込まれていく。ドラマとは違い米国の上院議員選挙が絡んでいたりベトナム戦争後という時代設定ならではのエピソードあり。ロマンス部分はお約束といった感じだが、なかなかおもしろかった。

2016/12/14

[ゆう]

図書館本。飛行機墜落事故で生き残ったエイブリーは病院で別の女性と取り違えられ形成手術で別人の顔にされてしまう。勘違いされてるとわかっていて伝えたくても事故のせいで声が出ない動けないでそのまま手術されてしまうって…えらいこっちゃ。その後はラブサスペンスに突入。現状を受け入れて夫となったテートの命を守ろうと動いていくエイブリーのタフさ、すごい。テートは嫌な感じって思ったけど、本当の妻の事を考えると仕方ないのかもねぇ。ものすごい政治的陰謀が隠されてるのか！？と思いきや、えげつない愛憎劇をみさせられた。

2017/06/18

[そらねこ]

飛行機墜落事故後、別の女性と取り違えられてしまったヒロインエイブリー。サスペンスというよりロマンス小説かな。途中からスピード感が増して面白くなったけれど、事件の真犯人と動機はやや強引な印象。夫となったテートの発言が酷すぎてあまり入り込めなかったのが残念。【図書館本】

2017/04/18

[小梅さん。]

事故がきっかけの入れ替わりものとしては、アイリッシュの『死者との結婚』の方が格段に上。 ラブサスペンスということではあるけど、露骨な性描写が繰り返されるのも残念。 サスペンス風味はかなり薄い。 ヴァンやアイリッシュの性格は好きなんだけどな。

2016/11/19

[akubi＠中四国読メの会参加中]

ﾄﾞﾗﾏを観て気になって図書館で借りた。設定は多少違うものの愛のため真相を探ろうとするヒロインが魅力的で面白かった。ﾄﾞﾗﾏの最終回は見逃したけど一気に読んだ原作のｴﾝﾃﾞｨﾝｸﾞにはほっとさせらた。

2017/02/03