内容説明
不審な電話について警察に通報したパリスは、今は亡き婚約者の親友、心理捜査官のディーンに遭遇する。秘められた過去の恋に心乱されながらも、少女の行方を追うふたり。浮上してきたのは、高校生を中心とするセックス・クラブの恐るべき実態だった。そしてまたもや電話をかけてきたヴァレンチノはパリスに告げる。「次に殺すのはきみだ」。深夜のスタジオに黒い影が忍び寄る…。
著者等紹介
ブラウン,サンドラ[ブラウン,サンドラ][Brown,Sandra]
アメリカ生れ。モデル、女優、OL、TVパーソナリティなどを務めた後、1990年に『私でない私』で人気作家の仲間入りを果たす。近年も着実なペースで作品を発表し、そのすべてがベストセラー入り。世界30カ国以上で7000万部を超えるセールス。TVプロデューサーの夫とテキサス在住
法村里絵[ノリムラリエ]
1957年、東京生れ。女子美術短期大学卒
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sosking
10
登場人物達の隠された過去がどんどん出てくるものの、イマイチ犯人らしい性格と一致する人物が出てこない。ロマンスを絡めながら、いよいよ大詰めをむかえて、最後は大団円で終了。2023/11/05
矢田ふみえ
4
誰が犯人なのか、隠された過去は何?など、問いかけながら読み進んじゃうのが、魅力だよね。2020/09/17
たまきら
2
う~ん、こうなるか! みごとにやられました。読後はサワヤカですが、十代の女子の何が原因でこういうことになるのかに少し言及したらもっとよかったかもな。 日本でもそうですが、前科がある人への就職プログラムはもう少し広げていくべきですよね。 2014/07/08
アッシュ姉
0
★★★
merchi
0
犯人が二転三転して下巻は一気に緊張感が高まりドキドキしながら読みました。2013/06/30