出版社内容情報
告発された殺害犯の正体は地区裁判所判事バニック。犯行の手口は殴りつけたうえナイロンロープで絞め殺すという残忍なもので、殺害計画は周到かつ警戒心も強く、事件はすべて迷宮入りとなっていた。しかも、彼を追い続けてきた告発者ジェリの挑発が憤りに火をつけ、バニックはさらなる狂気に憑かれた行動にでる――。ベストセラー作家が連続殺人鬼ものに挑んだ圧巻の予測不能サスペンス!
【目次】
内容説明
告発された殺害犯の正体は地区裁判所判事バニック。犯行の手口は殴りつけたうえナイロンロープで絞め殺すという残忍なもので、殺害計画は周到かつ警戒心も強く、事件はすべて迷宮入りとなっていた。しかも、彼を追い続けてきた告発者ジェリの挑発が憤りに火をつけ、バニックはさらなる狂気に憑かれた行動にでる―。ベストセラー作家が連続殺人鬼ものに挑んだ圧巻の予測不能サスペンス!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
パトラッシュ
140
(承前)自分が天才だと確信している者ほど、敵対者や妨害者を許さない。犯罪者も同じで、特に殺しに慣れたシリアルキラーは簡単に殺せばいいと考える。バニック判事も告発者と調査官を始末しようと殺害を計画したが、失敗すると裁判官である自分が法廷に引きずり出される恥辱を回避するため自死を選ぶ。しかも己の有罪を立証する指紋を酸で焼き、自室を徹底的に清掃するなど偏執的な証拠隠滅を図って。そうすれば警察も告発できず、死後の名誉も守られると計算したのだ。極めて勘定高く執念深い犯罪者を造形した一点で、ミステリ史上に残るだろう。2026/02/06
yukaring
69
法律の専門家による連続殺人。追う者と追われる者のスリリングな攻防が面白い。裁判所判事の不正行為を調べる司法審査会。調査員のレイシーの元に持ち込まれたのは現役の判事が連続殺人犯だと言う信じ難い告発。告発者の女性によると彼女の父親が22年前にその判事に殺されたのだと言う。初めは懐疑的だったレイシーもその女性の必死の訴えに心を動かされるが、相手は周到かつ抜かりのないシリアルキラー、証拠はなく彼を追っている事に気付かれると自分たちの身が危ない。しかし水面下で動いていたつもりが…。ハラハラのノンストップサスペンス。2026/01/28
タツ フカガワ
59
“誰にもわかるはずのない犯行を告発したのは誰だ”と、デジタル・スキルを駆使してバニックはジェリに辿り着き、その名が殺人リストに記される。一方自分にFBIの捜査が迫ってきたことも察知。そこでバニックがとった絶対に殺人罪に問われない行動に唖然。知性と狂気を併せ持つソシオパス(社会病質者)、バニックの不気味なキャラが全開の下巻はあっという間に読了。面白かっただけに、3作目はないような結末がちょっと残念でもありました。2026/04/26
スイ
19
上巻の終わりあたりから「気持ちはわからなくもないけどそれはやめろ…!!!」という行動に出た人物がいて、それ以降読むのがしんどかったのだけども、結末がどうなるのか知りたくて読み切った。 が、結末…ううううーーん…私の好みではない、なぁ…。 上下巻を一気読みさせる筆力はさすが。2026/04/26
sanosano
13
ごめん.コレっておもしろいの? あれだけ精緻な犯人がどんどんアホになって行くし 都合よく目撃者が現れるしで もう何がなんだかさっぱりと.2026/04/29




