出版社内容情報
警察、検察、FBI、刑務所長、誰もが騙された! 冤罪で収監された弁護士による、一世一代のコンゲームが始まる――。
連邦判事とその愛人の殺害事件が迷宮入りかと思われた頃、冤罪で収監されていた弁護士バニスターが、真犯人を知っていると声を上げた。彼はその情報と引き換えに、自らの釈放と証人保護プログラムをFBIに要求する。藁にもすがりたい捜査当局と何度も交渉と説得を重ねたバニスターは、ついに念願の出獄を果たすのだが……。自由を求めて、破天荒な一世一代のコンゲームが始まる。
内容説明
連邦判事とその愛人の殺害事件が迷宮入りかと思われた頃、冤罪で収監されていた弁護士バニスターが、真犯人を知っていると声を上げた。彼はその情報と引き換えに、自らの釈放と証人保護プログラムをFBIに要求する。藁にもすがりたい捜査当局と何度も交渉と説得を重ねたバニスターは、ついに念願の出獄を果たすのだが…。自由を求めて、破天荒な一世一代のコンゲームが始まる。
著者等紹介
グリシャム,ジョン[グリシャム,ジョン] [Grisham,John]
1955年生れ。ミシシッピ州立大学、ミシシッピ大学ロースクールを卒業。’81年から’91年まで弁護士として活躍、’84年から’90年まではミシシッピ州の下院議員もつとめた。’89年に『評決のとき』を出版
白石朗[シライシロウ]
1959年生れ。早稲田大学第一文学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さと
42
久しぶりに、没頭した。冤罪で収監されていた弁護士が、情報提供と引き換えに自らの自由を求めて動き出す。晴れて自由のみになったマルコムだが、彼の思惑はまだわたしの知るところになく、これからの展開こそがこの作品の面白さなのだろうと期待して下巻へ2023/12/31
つーこ
30
これも確か伊坂幸太郎オススメの1冊。さすがに海外文学の独特のスロースタートに最初は悩まされましたが、話が動き出してからはあっという間。映画とかでもよくある証人保護プログラムが、顔や戸籍だけじゃなく、体型・話し方・文字の書き方・利き手に至まで変えさせられるってびっくり!アメリカってすごいのね。2015/07/22
RIN
29
アメリカには服役中に別の事件の解決に導く情報を提供すると司法取引によって釈放されるという法律があるらしい。本作はその意味での「司法取引」。元弁護士のバニスター視点で物語は進んでいくが、上巻で既にここまで進んでしまうと、邦題がこれでよかったのか?と思ってしまう。原題の方が本作の性質を的確に示していると思いながら下巻へ。グリシャムだからなぁ。一体どこへ連れて行かれることやら(笑)(もちろん、いい意味で)2018/10/28
ひで📚🏈
26
なぜか手が出てしまうグリシャム作品wなんか話が都合よく話が進み過ぎてるような気がしなくもないですが・・・『誰もが騙された、一世一代のコインゲーム』を期待しつつ下巻へ…都合よく無理やりな結末にならない事を期待しつつ…www2015/05/15
只三郎
23
司法取引により釈放された主人公。何かしらの企みを匂わせつつ、物語は下巻へ。一体、彼は何を企んでいるのだろうか?2015/12/04
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