内容説明
ニューヨーク、ワシントンDCと場所を変え、生命の危険にさらされ続けたダービーが協力を求めたのは、新聞記者のグランサム。事件の背後に潜む組織が「ペリカン文書」をもみ消そうと動くなか、証人を探しだし、情報の裏づけをとらなければ、陰謀を暴くことはできない。殺されるか、それとも巨大権力を突き崩すか―アメリカの現実をリアルに織り込んだノンストップ・サスペンス。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
セウテス
63
次々と関わった人たちが殺されていく中、ワシントンポスト記者のグランサムの協力を得て、ダービーは反撃を開始。それぞれの事実を確認して、新聞上に発表しようする。やはり彼女が強すぎる、逆に連続殺人をやり遂げてきたプロの殺し屋の最期が、あまりにも呆気ない。FBIも動き始めたら、結構あっさりと敵を追い詰めるのは、バランスが悪い様に思う。いったい誰が黒幕なのかを、推理する楽しみも少ないだろう。真相発覚後の、犯罪に加担していた者たちの、末路を書いているのは多いに賛成だ。グリシャム作品の最初に読むのに、本作をお薦めする。2016/02/29
ポルトン
36
ゴルゴ13、まさかの冒頭で降板w ラストでスカッとする作品はやはり気持ちがいい! 元弁護士らしい緻密な文書が最高でした♪ 2020/02/09
背番号10@せばてん。
24
1995年6月1日読了。あらすじは忘却の彼方。(2020年2月6日入力)1995/06/01
bapaksejahtera
22
連邦最高裁判所の判事2人が殺された事から明らかになった米国権力中枢のスキャンダル。その遠因を遥かルイジアナにあってロースクール女子学生が試論的論文により暴いた。本書の題名となった文書はルイジアナ州の州鳥であり、本作のラスボスである石油王によって環境を破壊される同州の湿原を象徴する。テュレーン大学のマスコットでもある。周りの男達が次々殺される中、彼女は生き延びる。結果実名の大新聞の記者により世紀の大スクープとして犯罪が明らかにされメデタシめでたし。読者へのご褒美は、巻末での十分に長いカタルシス。快作である。2023/06/02
RED FOX
15
「私は十日間も爆弾をよけ、ピストルの弾をかわしてきたのよ。それをあなたときたら」知恵を振り絞り尾行者達から逃げ続ける恐怖、読後も止まらない。とても面白かった。2023/01/20




