新潮文庫<br> 罪の水際

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新潮文庫
罪の水際

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  • サイズ 文庫判/ページ数 560p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784102408414
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

ケント州の海辺の町ダンジェネス。休職中の女刑事アレックスは、同性婚パーティに居合わせ、花嫁に襲いかかろうとした中年女性を間一髪で阻止する。一方、町では夫婦の惨殺死体が発見され、現場には血文字のメッセージが残されていた。町の多くが巻き込まれた大規模な投資詐欺に、少なからず関連があるようだが――。町に渦巻く複雑な人間模様と悲劇を端正に綴る現代英国ミステリーの到達点。

内容説明

ケント州の海辺の町ダンジェネス。休職中の女刑事アレックスは、同性婚パーティに居合わせ、花嫁に襲いかかろうとした中年女性を間一髪で阻止する。一方、町では夫婦の凄惨な死体が発見され、現場に血文字のメッセージが残されていた。町の多くが巻き込まれた大規模な投資詐欺に、少なからず関連があるようだが―。町に渦巻く複雑な人間模様と悲劇を端正に綴る現代英国ミステリーの到達点。

著者等紹介

ショー,ウィリアム[ショー,ウィリアム] [Shaw,William]
2013年に長篇A Song from Dead Lipsで小説家デビュー。英国推理作家協会(CWA)ヒストリカル・ダガーおよびゴールド・ダガーの候補にそれぞれ1回、シークストン・クライム・ノベル・オブ・ザ・イヤーの候補に3回、バリー賞の候補にもなった。ポストパンク雑誌《ジグザグ》の編集補佐に始まり、《オブザーバー》紙、《ニューヨーク・タイムズ》紙等でジャーナリストとして活躍

玉木亨[タマキトオル]
1962年東京都生れ。慶應義塾大学経済学部卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナミのママ

80
海外作品の舞台が現存する土地の時、読む前に調べてしまう。この作品もそうだ。ミニサイズの鉄道の終着駅、そこから物語は始まる。主人公の警察官アレックスは職務中のストレス障害で休職中、娘と2人で暮らしている。親密な関係の同僚といわくある元の同僚。ただしシリーズ5作目のために過去の詳細がよくわからないのが残念。同性婚パーティーへの乱入者、夫婦の惨殺死体、路上生活者、7年前の行方不明、投資詐欺、これらが見事に重なり静かに、かつ丁寧に描かれている。英国ミステリを堪能した。(CWAゴールドダガー最終候補作)2025/04/27

M H

27
何人かの方のとおり、アン・クリーヴスを思わせる丁寧な作風のイギリス産ミステリー。ダンジェネスという町で病気休職中の女性刑事アレックスが予兆に見舞われながら殺人事件や過去の失踪に首を突っ込んでいく。彼女はペレスやマシューよりだいぶクセ強なのがたぶんミソで、さざ波を起こすタイプ。暴く人間関係、人格も一筋縄ではいかず、アレックスの対処もそう。最終的にある行為に至るが、これも積み重ねられたトーン、描写には馴染んでいると思う。とても良かった。2025/07/16

mayumi

26
英国発のミステリー。病気休暇中の女刑事アレックスは、結婚式のパーティーに参加したところ、花嫁に襲いかかろうとした中年女性を阻止する。一方、町では夫婦の凄惨な死体が発見される…というストーリー。シリーズものの5作目。新潮社よ、何故5作目から翻訳する?この作品単体で読めないことはないが、このシリーズは絶対1作目から翻訳すべきだろう!シリーズを通して読むからこその面白さがあると思うのに。ちなみに今作のラストはなかなか意外で、刑事としてそれはどうなの?とは思うものの、読んでいてホッとしたのもまた事実。2025/05/17

まぶぜたろう

15
アン・クリーヴスに似てるとの評で読んだのだが、確かに田舎町の人間模様が次第に解きほぐれていく様子がクリーヴス。しかし、こちらは主人公の女性刑事の心理を描かず、真相をさらりと明かす簡潔な筆致が実にハードボイルド。捜査のメインから外れた第三者的な視点、自転車で飄々と証言を拾っていく様がスリリングだし、彼女の私生活、娘との関係もいい。しかもそれらがトリッキーな本格へ、犯人とのサスペンスに転じるのに驚いた。地味だがミステリーの楽しさを満喫できる、これは今年のベスト候補。新潮はよくぞ発掘してくれた。(◯◯◯◯)2025/07/23

おくちゃん

11
アン・クリーヴスの作品に似ているなと思って気づいたら翻訳者は同じ方でした。玉木亨さん。読みやすいです。 主人公の性格とラストには賛否両論あるようですが、私は楽しめました。2025/06/29

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