新潮文庫<br> 戦車兵の栄光―マチルダ単騎行

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新潮文庫
戦車兵の栄光―マチルダ単騎行

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  • サイズ 文庫判/ページ数 512p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784102406816
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

ドイツ軍が怒濤の西方電撃戦を展開した1940年5月。イギリス海外派遣軍のバーンズ軍曹らを乗せた新鋭戦車マチルダは、ベルギーで取り残され、孤立無援の単独行を開始することに。大自然との闘い、敵軍との遭遇。襲い掛かる試練をはねのけ、戦車はたった一輛で英仏海峡を目指す。大地を駆け抜け、バーンズが最後に得た〝勝利〟とは──。第二次大戦に従軍した人気作家が描く、王道の冒険小説。

内容説明

ドイツ軍が怒涛の西方電撃戦を展開した1940年5月。イギリス海外派遣軍のバーンズ軍曹らを乗せた新鋭戦車マチルダは、ベルギーで取り残され、孤立無援の単独行を開始することに。大自然との闘い、敵軍との遭遇。襲い掛かる試練をはねのけ、戦車はたった一輛で英仏海峡を目指す。大地を駆け抜け、バーンズが最後に得た“勝利”とは―。第二次大戦に従軍した人気作家が描く、王道の冒険小説。

著者等紹介

フォーブス,コリン[フォーブス,コリン] [Forbes,Colin]
1923‐2006。ロンドン出身の作家。さまざまなペンネームで作品を発表したが、主にコリン・フォーブスの名義で作品を上梓した。第二次大戦中は、イギリス軍の一員として、北アフリカと中東で従軍し、復員後、出版社勤務を経て、1966年にSnow on High Groundでデビュー。映画化された『アバランチ・エクスプレス』(1976年)でも知られる。英国情報部次長ツイードとその仲間が登場する一連のスパイ小説を晩年まで書きつづけた

村上和久[ムラカミカズヒサ]
1962年札幌市生れ。早稲田大学第一文学部卒業。英米文学・ノンフィクション翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

鐵太郎

28
これは、1940年5月16日から26日にかけて、ナチス・ドイツの進撃によって前線後方に取りこのされてしまった一輌の戦車(愛称バート号)が、配置されたブリュッセルの南から、独機甲部隊と歩兵部隊の進撃速度の差によるギャップの間を抜け、英仏海峡沿いにいる味方に合流しようとした物語。戦車長バーンズ軍曹、装填手ペン伍長、砲手デイヴィス、操縦手レナルズら四人は、果たして生きのびることができるのか。これは1969年というこういう冒険小説の黄金時代に書かれたスリリングな戦記冒険小説です。すごいね。2025/04/19

まぶぜたろう

27
昔懐かし冒険小説、ど直球、どシンプルな敵地横断ネタ。血湧き肉躍るスポーツ戦争ものを期待したんだが、厭戦気分にあふれ、どうも気勢が上がらない。そーゆーもんなんだろうけど。そもそも「敵地横断」ってことは、派手な戦闘を避け、敵に見つからないように隠れながら冒険を続けるわけだから、どーも地味。文章も古めかしい。戦車砲を一発もぶっ放さない、ってどうなの?と、読むのに時間がかかった。危機また危機が続くサスペンス、並行する話がリンクする面白さなど、いいとこいっぱいあるんだけど、どうもノリきれませんでした。(◯◯◯●●)2025/05/05

Toshi

26
第二次大戦初頭、フランスに侵攻したドイツ軍の攻撃で孤立した英軍のマチルダ重戦車とその乗組員。味方が残る前線までたどり着くことができるのか。 その昔、アリステア・マクリーンやジャック・ヒギンズなど戦争・冒険小説を読み漁った。コリン・フォーブスも読んだはずだが、本書は初読みで、多分初訳。今の基準で見れば、連合国=正義、ドイツ=悪者のステレオタイプだが、久々に王道の戦争アクションを楽しんだ。2025/09/08

金吾庄左ェ門

21
ドイツ軍を相手にさあ一大決戦だと思いきや、主人公たちを襲うアクシデント。それを脱したと思ったら、部隊からははぐれ、通信機は壊れ、敵地からの撤退を余儀なくされます。主人公の戦車長バーンズは準備万端なタイプのためか、補給面ではさほどのピンチは迎えませんが、そこは戦争。犠牲者が出る事は避けられませんが、当然戦車で一矢報いてくれます。ドイツ軍も日本のインパール作戦のような闇雲な前進ばかりしているの興味深いですね。バーンズとは対照的です。面白い作品なのに50年以上前に出版されて未邦訳だったのは意外です。2026/04/17

Katsuto Yoshinaga

16
ドイツ軍の西方電撃戦が展開される1940年5月、イギリス海外派遣軍に投入された新鋭歩兵戦車マークⅡマチルダ”バート号”を駆るバーンズ軍曹を戦車長とした戦車兵4名。彼らはストゥーカの急降下爆撃により鉄道トンネルに閉じ込められ、戦線離脱を余儀なくさせられる。そこから、単騎で戦線復帰を目指す”王道の冒険小説”。仲間の死に感傷的になるところは希薄で、良い人ナチス兵も登場しない。ちょっと目新しいかと思ったら、1969年の作品だった。そこが意外に感じるも、ゴリゴリの冒険小説魂には溢れていた。ノスタルジーに浸れた一冊。2026/07/17

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