新潮文庫<br> サヴァナの王国

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新潮文庫
サヴァナの王国

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  • サイズ 文庫判/ページ数 560p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784102406212
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

ジョージア州サヴァナの夜。考古学者の女性がバーの店先で拉致され、阻止しようとした青年が刺殺された。遺体は全焼した空き家で発見され、所有者の土地開発業者が容疑者となる。彼は探偵業も営み社交界を牛耳る老婦人モルガナに調査を依頼。やがて明らかになるのは、この地方に秘かに伝わる歴史の闇だった――。CWAゴールド・ダガーに輝いた米南部ゴシック・ミステリーの怪作!

内容説明

ジョージア州サヴァナの夜。考古学者の女性がバーの店先で拉致され、阻止しようとした青年が刺殺された。遺体は全焼した空き家で発見され、所有者の住宅開発業者が容疑者となる。彼は、探偵業も営み社交界を牛耳る老婦人モルガナに調査を依頼。やがて明らかになるのは、この地方に秘かに伝わる“歴史の闇”だった―。CWAゴールド・ダガーに輝いた、米南部ゴシック・ミステリーの怪作!

著者等紹介

グリーン,ジョージ・ドーズ[グリーン,ジョージドーズ] [Green,George Dawes]
1954年、米アイダホ州生れ、ジョージア州育ち。’94年に長篇『ケイヴマン』でデビュー、同書が翌年MWA最優秀新人賞を受賞し、2001年に映画化。1997年、ニューヨークを拠点に非営利ストーリーテリング組織「ザ・モス(The Moth)」を創設。2022年発表の『サヴァナの王国』で、’23年CWAゴールド・ダガーを受賞。現在はニューヨーク市ブルックリン在住

棚橋志行[タナハシシコウ]
三重県出身。東京外国語大学英米語学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒロ

92
アメリカジョージア州のサヴァナという地域で起こった殺人事件から、地域に密かに伝わる闇の歴史が明らかになる。真相が明らかになるうちにホントに凄い歴史があったんだなと驚かされました。後はマスグローヴ家の個性的な兄妹達が色々な角度から真相に迫っていく様子も面白くて、ミステリー、歴史と併せて楽しませてもらいました。アメリカにはこの話のような地域がまだまだあるのかなと興味も湧きましたし、ホントに読んで良かったです。2024/10/10

ナミのママ

68
苦戦、新潮文庫の文字の大きさと受賞作品でなければ挫折したかも。とにかく表以外の登場人物が多すぎる。それでも読み終わったあとの疲れとともに充実感があるから不思議だ。『風と共に去りぬ』をおさらいしてから読みはじめたので舞台となるジョージア州に関しては想像できた。拉致された女性と助けようとして殺された青年、その調査に関わる地元の社交界で有名な一族。ミステリではあるがじっくりと読ませる作品、南北戦争の悲惨さが胸に迫ってくる。でも間違いなく読み手を選ぶ作品。【2023年CWAゴールド・ダガー賞】受賞2024/08/18

藤月はな(灯れ松明の火)

55
序盤から一人の死と一人が拉致される事が予告されるという衝撃のアナウンスで物語は始まる。奴隷貿易で栄え、今は慈善と「古き良き南部」観光で名を馳せているアメリカ南部、サヴァナ。その地でホームレスが殺され、「王国」の存在を謳う考古学者は闇に囚われ、消えた・・・。やがて容疑者で悪徳ブローカーが逮捕されるがそのブローカーは小柄だが海千山千で南部社交界を渡り歩く老女、モルガナに無実証明の依頼を頼んできた。この物語は短い歴史の中で築いた多民族社会を謳いつつも、実態は歪な基盤を黙殺し、閉鎖的であるアメリカ社会を炙り出す。2024/10/11

巨峰

37
確かに皆さんがいうように、これは誰?という人がでてきて何度も巻き戻りながらの読書になったけど、終盤の畳みかけが素晴らしくよい読書となった。日本からみると歴史の浅いアメリカだけど、浅いなりに無理に作った国家としてのひずみが歴史のあちこちにあり、それが現在に繋がっている。2024/09/09

Shun

35
ジョージア州サヴァナで、黒人系考古学者の女性が何者かに拉致され同伴していた男性は殺害される。その少し前に被害者はバーの従業員に秘密めいた発言をしており、サヴァナにある”王国”の存在を語っていた。歴史に埋もれた秘密に近づく者には危険が迫ってくる、そんな緊張感が漂うミステリー小説。そしてその”王国”の秘密には米国南部の歴史が深く関わっているようで、それは奴隷制時代の悪行と無関係ではないことから本作が描くのは心躍る歴史ロマンではなくまさに歴史の闇と呼べる代物だった。2024/08/11

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