新潮文庫<br> 生贄の門

個数:
  • ポイントキャンペーン

新潮文庫
生贄の門

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月29日 23時17分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 512p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784102403716
  • NDC分類 963
  • Cコード C0197

出版社内容情報

巨石を連ねた建造物のそばに横たわる血まみれの若い娘。下腹部で組まれた手には、抉り取られた彼女自身の心臓が置かれていた……。儀式めいた惨殺事件を担当することになった捜査官ラケルの周囲で、次々と不穏な出来事が発生していく。闇からの囁き、少女の亡霊、?燭に照らし出される長衣姿の人々、そして、冥界の門――。スペイン本国でベストセラーを記録したサスペンス・ホラー、ついに日本上陸。

内容説明

巨石を連ねた建造物のそばに横たわる血まみれの若い娘。下腹部で組まれた手には、抉り取られた彼女自身の心臓が置かれていた…。儀式めいた惨殺事件を担当することになった捜査官ラケルの周囲で、次々と不穏な出来事が発生していく。闇からの囁き、少女の亡霊、蝋燭に照らし出される長衣姿の人々、そして、冥界の門―。スペイン本国でベストセラーを記録したサスペンス・ホラー、ついに日本上陸。

著者等紹介

ロウレイロ,マネル[ロウレイロ,マネル] [Loureiro,Manel]
1975年、スペイン・ガリシア地方のポンテベドラ生れ。作家、弁護士。ガリシア・テレビの番組司会やシナリオライターとして活躍。空いた時間にブログに書いたゾンビ小説Apocalipsis Z:El principio del finが反響を呼び、2007年の出版後ベストセラーとなる。その後もスリラーを中心に執筆をおこない、いずれもベストセラーに

宮〓真紀[ミヤザキマキ]
東京外国語大学外国語学部スペイン語学科卒業。スペイン語圏と英米の文学/ノンフィクション翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナミのママ

70
ホラーの怖さ、ミステリの謎解き、うるっとするせつなさに、このあとのうすら寒さをミックスした読後。久々に大好きなゴシック・ミステリを堪能した…今は〈フォークホラー〉と呼ぶらしい。その定義はあとがきに書かれている。スペイン作品だが登場人物が少なめなので人名はわかりやすい。土地と気候の描写が丁寧で否が応でも飲み込まれていく。巻頭の事件現場はかなり強烈。息子のために全てをかける主人公、その母の姿と捜査官としての姿に好感が持てた。2024/01/14

Shun

35
初読みスペイン作家のサスペンスホラー小説。辺境の山中にて若い女性が儀式めいた殺害方法で横たえられていた。被害者を取り囲む巨石は人工的に配置され、さらに周辺で見つかった蝋燭や植物もまた何らかの意図で用意された形跡があった。一方、マドリードの捜査官ラケルは不治の病に罹っている我が子のため、藁にも縋る思いで謎のヒーリングの使い手を訪ね件のこの地に赴任してきた。ラケルは着任早々この怪奇事件と関わるが、闇は予想よりも深くこの土地と関わっているようだ。相次ぐ不審な出来事は人為的なものか、それとも古代ケルト人の亡霊か。2023/12/06

こまいぬ

8
帯にもミステリじゃなくてホラーって書かれているけど、途中までの展開があまりにもミステリっぽく、色々理屈がついている部分もあるので、オチにすごくびっくりした。優秀な警察官であり、重い病の子どもをもつシングルマザーでもある主人公は追い詰められて入るけどすごく理性的。善良でオタク気質でもある親切な相棒とのコンビも微笑ましいだけに、怖いというよりは呆然としてしまった。アクションシーンとか、新聞記事を調査していく場面、村の秘密が徐々に見えてくるあたりのエンタメ感はすごくて映画化されたら見たくなる感じがある。2024/01/03

しゅー

6
★★「スペインのスティーヴン・キング」との評もあるようだが、完全にミステリ小説のテンプレで描かれている。地方の小さな町で起きる猟奇殺人事件。事件を追うのは都会から来た女性刑事と地元の男性刑事のコンビ。終盤まで「これはミステリ的な解決もあり得るのかな?」と読者に考えさせるところが面白い。邦題のとおり怪異は「門」の向こうに潜んでおり、なかなか正体を現さないところがクトゥルフ神話みたいで不気味だ。登場人物も最低限に絞り込まれていて展開に無駄がなく、とても読みやすかった。主人公の難病を抱える息子がけなげで泣ける。2024/04/23

ふるい

6
スパニッシュ・サスペンスホラー。 やや展開が冗長&ご都合主義の感があったが面白く読んだ。クトゥルフ要素あり。著者はスペインのスティーヴン・キングと呼ばれているらしい。2024/02/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21650668
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。