新潮文庫<br> 生贄の門

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新潮文庫
生贄の門

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  • サイズ 文庫判/ページ数 512p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784102403716
  • NDC分類 963
  • Cコード C0197

出版社内容情報

巨石を連ねた建造物のそばに横たわる血まみれの若い娘。下腹部で組まれた手には、抉り取られた彼女自身の心臓が置かれていた……。儀式めいた惨殺事件を担当することになった捜査官ラケルの周囲で、次々と不穏な出来事が発生していく。闇からの囁き、少女の亡霊、?燭に照らし出される長衣姿の人々、そして、冥界の門――。スペイン本国でベストセラーを記録したサスペンス・ホラー、ついに日本上陸。

内容説明

巨石を連ねた建造物のそばに横たわる血まみれの若い娘。下腹部で組まれた手には、抉り取られた彼女自身の心臓が置かれていた…。儀式めいた惨殺事件を担当することになった捜査官ラケルの周囲で、次々と不穏な出来事が発生していく。闇からの囁き、少女の亡霊、蝋燭に照らし出される長衣姿の人々、そして、冥界の門―。スペイン本国でベストセラーを記録したサスペンス・ホラー、ついに日本上陸。

著者等紹介

ロウレイロ,マネル[ロウレイロ,マネル] [Loureiro,Manel]
1975年、スペイン・ガリシア地方のポンテベドラ生れ。作家、弁護士。ガリシア・テレビの番組司会やシナリオライターとして活躍。空いた時間にブログに書いたゾンビ小説Apocalipsis Z:El principio del finが反響を呼び、2007年の出版後ベストセラーとなる。その後もスリラーを中心に執筆をおこない、いずれもベストセラーに

宮〓真紀[ミヤザキマキ]
東京外国語大学外国語学部スペイン語学科卒業。スペイン語圏と英米の文学/ノンフィクション翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナミのママ

71
ホラーの怖さ、ミステリの謎解き、うるっとするせつなさに、このあとのうすら寒さをミックスした読後。久々に大好きなゴシック・ミステリを堪能した…今は〈フォークホラー〉と呼ぶらしい。その定義はあとがきに書かれている。スペイン作品だが登場人物が少なめなので人名はわかりやすい。土地と気候の描写が丁寧で否が応でも飲み込まれていく。巻頭の事件現場はかなり強烈。息子のために全てをかける主人公、その母の姿と捜査官としての姿に好感が持てた。2024/01/14

yukaring

68
山頂の巨石で出来た門の前に置かれた若い女性の死体。彼女の心臓はえぐり出され蝋燭と花束で彩られていた…。この儀式めいた殺人事件を調査することになった捜査官のラケルは病気で余命の少ない息子と二人で救いを求めてこのスペインの村にやってきたばかり。そんな彼女に次々と襲いかかる不穏な出来事。闇からの囁き声に長いローブで姿を隠した人々の一団、息子の前に現れる少女の霊。一連の奇怪な現象と山頂の殺人事件は関係しているのか?調査の末に明らかになる冥界の門の言い伝えと歪んだ信仰。幻想的な雰囲気に引き込まれるフォークホラー。2024/07/30

巨峰

39
ホラーは、そこまで読んでなくて、しかもスペイン物ということで身構えながら読んだけど、横溝正史をホラーよりにした感じで、そして、読みやすかったです。因習の村、太古の遺物、地下室の井戸、難病の子供、個人的には面白くあっという間に読了しました。2024/09/21

chiseiok

39
【日本の夏は、やっぱり怪談】〈其の三・和洋折衷〉参加5冊目。短編集2冊からの海外長編ということで、読み進みに難儀。悪くはないのだけれど、最近読んだ『妄想感染体』に比べると決定的に物語の牽引力が弱い。あ、いやむこうが凄すぎるだけか笑。シングルマザーの捜査官が、最愛の息子のために敢えて辺境へ赴任。そこで起きた謎の儀式殺人は…ホラー風味ミステリーと思いきや、着地はやっぱりホラーかな。楽しめたけれど、映画のノベライズっぽい…てか、映画にするべき。『このミス』でもあるあるだけど、『このホラ』順位、ちょっと違くない?2024/08/29

Shun

37
初読みスペイン作家のサスペンスホラー小説。辺境の山中にて若い女性が儀式めいた殺害方法で横たえられていた。被害者を取り囲む巨石は人工的に配置され、さらに周辺で見つかった蝋燭や植物もまた何らかの意図で用意された形跡があった。一方、マドリードの捜査官ラケルは不治の病に罹っている我が子のため、藁にも縋る思いで謎のヒーリングの使い手を訪ね件のこの地に赴任してきた。ラケルは着任早々この怪奇事件と関わるが、闇は予想よりも深くこの土地と関わっているようだ。相次ぐ不審な出来事は人為的なものか、それとも古代ケルト人の亡霊か。2023/12/06

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