内容説明
秘密工作員ハイドは謎の撃墜事件と、もう一つの旅客機墜落事故との関連に気づいた。陰謀の首謀者の手は、各国上層部にまで伸び、英情報組織の長オーブリーも完全に封じ込まれてしまった。彼の姪キャスリンは、罠にかかってＦＢＩから追われる身だ。真相に近づいたハイドを守れるのは、今や彼自身のみ。心身を極限まで酷使するハイドの凄絶な孤軍奮闘ぶりを描く、冒険小説の決定版。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すす
1
前作のエンディングで、ハイドが死んだ… そんな馬鹿な?!と、当然本作を読みました。勿論、死んじゃいませんが危機また危機のハイド。 上巻の冒頭でオーブリーがやっと名誉を回復。今までの苦労が報われて少し溜飲を下げました。本作ではオーブリー、ハイドのタッグが復活、ゴドウィン等も登場し敵と対決します。 面白くはありましたが、自分の方の問題として少しなれてしまいました。暫く、他の作家を読んで飽きを払拭させようとも思いました。2022/05/02
