内容説明
18世紀後半。スコットランドの炭坑で、マック・マカッシュは喘いでいた。苛酷な労働と爆発の危険。未来の見えない生活から、マックは逃げたかった。そんな折、幼馴染のリジー・ハリムが坑内に忍び込む。冒険心旺盛なこの領主の娘に助けられ、マックはロンドンへと逃走する。ここで荷役夫の職を得たが、またしても搾取に抵抗し、立ち上がる…。混乱の時代を抉る鬼才の歴史巨編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おぎにゃん
7
18世紀後半のイギリス。スコットランドの炭坑夫マック…彼の「自由」への渇望は、領主の娘リジーと家族たちを巻き込み、ダイナミックにうねりながら、思いもよらぬ方向へと突き進んでゆく。読んでいて恥ずかしくなるような、甘〜いラブロマンスを散りばめながら…炭坑の過酷な労働環境、労働者たちの過酷な生活環境が映像のごとく展開される迫真の筆致には、開巻早々から引き込まれた…果たしてマックの「自由」への願いは成就されるのか?いざ下巻へ。2014/05/25
yasu7777
0
★★★☆☆2017/09/12
みーふぃ
0
この時代を読みたかった
TM
0
宝塚図書館2024/03/16
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- 和書
- 自省録 まんがで読破