新潮文庫<br> 心を覗くスパイたち

新潮文庫
心を覗くスパイたち

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  • サイズ 文庫判/ページ数 417p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784102265017
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

CIAは、百万人に1人という心を覗く力を持つ男女を集めてスパイに仕立てあげ、国家の重要機密にかかわる情報戦に利用している。しかし彼らは、そのあまりにも“敏感な心”のために32歳以上は生きることが出来ない、という。ふとしたことから、自分の運命に疑問を抱いたスパイたちは、巨大な組織との対決を余儀なくされる。特殊な力を持つスパイたちの苦悩を描く異色サスペンス。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

chiseiok

22
北上次郎さんの『勝手に!文庫解説』から。勝手に解説したいくらいだからそーとーイケてるのかなと、【ブ】で発見、喜んで読み始めたんですが、最初はこれがまーねむい(笑)。一旦放置、年末の新刊ラッシュ一段落してまた読み始めたんですが、半ば過ぎた辺りから、お、なんだキタコレ怒涛の展開!怒涛過ぎて何じゃこりゃ?的な。この「おいおい、どこまで行っちゃうんだよ」感は、ルッカのアティカス・シリーズを彷彿とさせます。ただ、尺も短いのでどしても小粒ではありましたが…。疑ってごめんなさい次郎さん。シリーズ他の巻も【ブ】で探すぞ。2016/02/05

けいちゃっぷ

5
うーむ。 なんとも言えない作品です。 100万人にひとりのテレパス。 CIAは彼らを子供のころに見つけて大事に育てスパイとして使う。 ソ連も中国も同様のことをしている。 だが、彼らはその超能力のせいか32歳以上には生きられない。 この設定でどうオチをつけるのかと思ったら、そうきましたか。 416ページ 2012/07/26

ボブ

3
再読。読者の予想を裏切る(越える)展開の連続、ミステリは読み飽きたという人、すれっからしの読者に最適、とっても面白い。シリーズは後2作ありますが、これが一番よい。2018/01/30

ふみ台昇降

2
古本屋でみかけて、あまり期待せずに買って読んだもの。意外と掘り出し物でした。映画のコマーシャルってありますよね、その映画の名場面、面白そうな場面ばかりつなぎあわせたものだから、下手すると映画そのものより面白かったりする。この小説、いろんなお話やら映画やらの面白そうなエピソードをつなぎあわせたような感じがしました。だから物語の完成度はイマイチながら、一気に楽しく読めました。「名作」とは言えませんがとても楽しめるエンターテイメントです。あ、肝心な内容を書いてなかったが、、まあ題名の通りです。テレパスのスパイた2010/03/17

シロくますけ

1
実は再読本。前回は5ページぐらいで挫折。今回は200ページで挫折。やった記録更新!でも、次は無いね。 経験的に途中で挫折した本は、改めて読んでもやっぱりダメ。評判いいと気になるのだが… 「人同士だけでなく、人と本にも相性はあるんだな」くまお 2025/02/21

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