内容説明
兵役中のエルヴィスと西ドイツで初めて会ったとき、私はまだ14歳の女子中学生だった…。運命的な出会い、同棲、出産、そして離婚。ドラッグと異常なセックスを体験し、さまざまな女優に嫉妬を覚えながら、スーパースターの「可愛い子」は何を見、何を感じたか?ロックンロール・キングの伴侶として14年間を共にした妻プリシラが綴るエルヴィス・プレスリーとの愛の日々。
感想・レビュー
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cocobymidinette
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エルヴィス、まじで、くそ野郎でダメ男でロリコン(笑)。プリシラさん、相当隠したり盛ったりして良い風に書いてるだろうに、それでこれなんだもの(笑)。それでも、だれかの最愛の女性が、自分への偏愛や相手だけをみつめる目線や特別な愛おしさを文章にしたこういう本はすてきだ。宮城まり子さんの「淳之介さんのこと」とか、中島美代子さんの「らも」とか。本として読むからすてきなのであって、実際とんでもないやつばっかりだけどね!だけど本としては、恋愛小説なんか読めなくなる耽美さだとおもう。2015/02/11