新潮文庫
赤毛のアンの世界―作者モンゴメリの生きた日々

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 205p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784102230015
  • NDC分類 930.28
  • Cコード C0198

内容説明

永遠のベストセラー『赤毛のアン』出版の経緯や、牧師の妻・二児の母・人気作家の三役を完璧にこなそうとしたモンゴメリ女史の人知れぬ苦労を、美しいプリンス・エドワード島の風景と、記念の品々の写真を多数織りこんで、紹介する、アンの夢の世界。

目次

第1章 少女時代
第2章 ひろがる世界
第3章 期待の日々
第4章 内なる人
第5章 赤毛のアン
第6章 牧師館の朝夕
第7章 戦争の年月
第8章 外に向けていた顔
第9章 モードの観点と意見
第10章 多忙な作家
第11章 終り―それとも始まり?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

136
こちらは村岡花子の生涯ではなくその原作者のモンゴメリの一生を写真などとともに案内してくれる小伝記です。日本の昔にあったような学校などや島の景色など懐かしい感じです。また妻、母、作家としての生活は本当に大変であったということがわかります。よくこのような作品を書き続けることができたのだと感心します。2016/11/25

giraffer SACHIヽ(*^^*)ノ少しずつですが毎日読んでます!

25
赤毛のアン生誕100周年の年に母のお供でプリンスエドワード島に行った時に想いをはせながら、美容院にて読了。モンゴメリにハマっていた10〜20代、アン以外にもいろいろ読んだのも懐かしく思いながら読んだ。 この本の作者の書いた「運命の紡ぎ車」、山吹色の箱に入ったアレでないかな!? どっかにしまってるはず。2016/10/13

さきん

15
赤毛のアンを書いた著者がどういう人生を送ったかを調査した内容。2017/03/23

はるき

13
 モンゴメリの半生。興味深いですが、子供時代に読んだらちょっとショックだったかも。2021/12/01

マカロニ マカロン

12
個人の感想です:B。『赤毛のアン』の作者の生涯とプリンス・エドワード島の美しい写真が楽しめるお得な一冊。『アン』の原稿を5つの出版社に送ったが、全部没にされたというのは信じられない話。見る目がなくて、大損だ。最後のL・C・ページ社が引き受けたが、その後この会社とモンゴメリは契約を巡って裁判沙汰になっている。また映画に当たって、映画化の著作権料は入らなかった。『アン』は全部で8冊あるが、最後の方は嫌々書いていたというのは意外。『アン』以外にも小説を書いているとのことで、今後読んでみたい2023/11/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/45084
  • ご注意事項