内容説明
元米陸軍中将ホーキンスは2度の名誉勲章に輝く英雄だったが、ある不始末のために退役させられた。生命を賭けて忠誠を尽してきたはずの国家に裏切られ、彼は深く復讐を決意する。いまだに彼に好意を持つ4人の前妻たちと共に、今まで培った知力・腕力・縁故関係を総動員し、経済学(?)まで勉強して、彼が考え出した作戦とは―。爽やかで滑稽な、老将軍一世一代の大冒険。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
み
25
実家から送ってもらったラドラム作品。昭和に出版されてたのに、時代を感じずさくさくと♪この作家さんらしからぬドタバタコメディー、そうそうっと読みました。次は、どれにしよっかなぁ~。2020/05/09
kaikoma
2
世界を股に掛けた壮大な展開のコメディ作品ですが、そもそも作家自体が、この手の作風には向いていない気がします。詰まらない訳では無いのですが…。コロナ禍の今は、これほど自由に国境を超えた移動が出来る事自体が、何だかフィクションの様に思えます。2021/06/02
はげ太郎
1
ラドラムらしからぬ、そう感じてしまう軽い感じの話。 特攻野郎Aチームを思い出す。2015/02/28
hina
0
『四億ドルの身代金』『白き鷹の荒野』に登場するローマ教皇の名が、「フランチェスコ1世」だということを思い出して、ラドラムすげえと思ったり。や、偶然でしょうけど。2013/03/22
tsukasa_oishi
0
海外作品に親しみのない人には読みにくい文章かもしれない。内容はユーモラスで、なかなかおもしろかった。2003/12/30