出版社内容情報
アリストテレスの時代から不思議な生態で人々を魅了してきたウナギ。彼らはどこから来てどこへ行くのか? 今なお謎に包まれるウナギの一生を解き明かしながら、謎に挑んだ古今の学者たちの苦闘、ウナギとともに生きる漁師の暮らしぶり、幼き日の父とのウナギ釣りの思い出までを縦横に語り、生きることの意味を静かに問う。スウェーデンで最も権威のある文学賞を受賞した世界的ベストセラー。
内容説明
アリストテレスの時代から不思議な生態で人々を魅了してきたウナギ。彼らはどこから来てどこへ行くのか?ウナギの一生を解き明かしながら、その謎に挑んだ古今の学者たちの苦闘、ウナギとともに生きる漁師の暮らしぶり、幼き日の父とのウナギ釣りの思い出までを縦横に語り、生きることの意味を静かに問う。スウェーデンで最も権威ある文学賞を受賞した世界的ベストセラー。
目次
1 うなぎ
2 川べりで
3 アリストテレスと泥から生まれるウナギ
4 ウナギの目をのぞきこむ
5 ジークムント・フロイトとトリエステのウナギ
6 密漁
7 ウナギの繁殖地を発見したデンマーク人
8 流されずに泳ぐ
9 ウナギを釣る人々
10 だまし討ち
11 気味悪いウナギ
12 動物を殺す
13 海の中で
14 罠にかかったウナギ
15 故郷への長い旅路
16 愚か者になる
17 絶滅の危機に瀕するウナギ
18 サルガッソー海で
著者等紹介
スヴェンソン,パトリック[スヴェンソン,パトリック] [Svensson,Patrik]
1972年生れ。スウェーデンの日刊紙「シズヴェンスカン」で芸術・文化担当記者を務めたのち、執筆に専念
大沢章子[オオサワアキコ]
1960年生れ。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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