出版社内容情報
オハイオ州の架空の町ワインズバ ーグ。そこは発展から取り残された寂しき人々が暮らすうらぶれた町。地元紙の若き記者ジョージ・ウィラードのもとには、住人の奇妙な噂話が次々と寄せられる。僕はこのままこの町にいていいのだろうか……。両大戦に翻弄された「失われた世代」の登場を先取りし、トウェイン的土着文学から脱却、ヘミングウェイらモダニズム文学への道を拓いた先駆的傑作。
シャーウッド・アンダーソン[シャーウッド アンダーソン]
著・文・その他
上岡 伸雄[カミオカ ノブオ]
翻訳
内容説明
オハイオ州の架空の町ワインズバーグ。そこは発展から取り残された寂しき人々が暮らすうらぶれた町。地元紙の若き記者ジョージ・ウィラードのもとには、住人の奇妙な噂話が次々と寄せられる。僕はこのままこの町にいていいのだろうか…。両大戦に翻弄された「失われた世代」の登場を先取りし、トウェイン的土着文学から脱却、ヘミングウェイらモダニズム文学への道を拓いた先駆的傑作。Star Classics名作新訳コレクション。
著者等紹介
アンダーソン,シャーウッド[アンダーソン,シャーウッド] [Anderson,Sherwood]
1876‐1941。アメリカ・オハイオ州生れ。貧しい家庭に生れたが、米西戦争に従軍したことをきっかけにシカゴに出て、広告代理店に職を得た。そののち故郷で事業を興すも、突然妻子を棄てて著述に専念し、自伝的な『おおぼら吹きのマクファーソンの息子』やペンシルヴァニアの炭鉱地帯を主題とした『行進する人たち』、代表作『ワインズバーグ、オハイオ』を著す。アメリカ文学では19世紀の土着的作風とヘミングウェイやフォークナーなどのモダニズムの橋渡しをなした重要作家と見做される
上岡伸雄[カミオカノブオ]
1958年、東京生れ。学習院大学文学部教授、アメリカ文学専攻。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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