新潮文庫<br> ゼロからトースターを作ってみた結果

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新潮文庫
ゼロからトースターを作ってみた結果

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  • サイズ 文庫判/ページ数 224p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784102200025
  • NDC分類 545.88
  • Cコード C0198

出版社内容情報

トースターくらいなら原材料から自分で作れるんじゃね?と思いたった著者の汗と笑いの9ヵ月!(結末は真面目な文明論です)

トースターをまったくのゼロから、つまり原材料から作ることは可能なのか? ふと思い立った著者が鉱山で手に入れた鉄鉱石と銅から鉄と銅線を作り、じゃがいものでんぷんからプラスチックを作るべく七転八倒。集めた部品を組み立ててみて初めて実感できたこととは。われわれを取り巻く消費社会をユルく考察した抱腹絶倒のドキュメンタリー! 『ゼロからトースターを作ってみた』改題。

内容説明

トースターをまったくのゼロから、つまり原材料から作ることは可能なのか?ふと思い立った著者が鉱山で手に入れた鉄鉱石と銅から鉄と銅線を作り、じゃがいものでんぷんからプラスチックを作るべく七転八倒。集めた部品を組み立ててみて初めて実感できたこととは。われわれを取り巻く消費社会をユルく考察した抱腹絶倒のドキュメンタリー!

目次

第1章 解体
第2章 鉄
第3章 マイカ
第4章 プラスチック
第5章 銅
第6章 ニッケル
第7章 組み立て

著者等紹介

トウェイツ,トーマス[トウェイツ,トーマス] [Thwaites,Thomas]
デザイナー。2009年、英ロイヤル・カレッジ・オブ・アートを卒業。大学院の卒業制作として行ったトースター・プロジェクトは「ワイアード・マガジン」「ボストン・グローブ」「ニューヨーク・タイムス」「王様のブランチ」など各国メディアで話題となった

村井理子[ムライリコ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サンダーバード@永遠の若者協会・怪鳥

150
ハッキリ言おう。最初に思った事は「こいつ馬鹿じゃない?」だった。一から物事を始めるっていうのはよくあるけど、ゼロからのスタート。500円のトースターを作る為に、9ヶ月の時間と12万円の費用に数千キロの移動距離。でもね、まわりにある物が実はこんな物からできている。いざ自分だけで何か作ろうと思っても鉄板一枚、銅線一本作るのだって至難の技。物作りの大変さがよくわかる。失敗しても常に前向きでチャレンジする作者の姿勢。そして最終章で語られる消費生活に関する彼なりの考え。好きだなあこういうの。五つ星です。★★★★★2015/10/15

TATA

93
ドラゴンも王家の謎も出てこないけどまぎれもない伝説級のアドベンチャー。産業革命以前の技術でトースターを作るという英国人大学生(それも芸術系)のチャレンジ。鉄とプラスチックと銅にニッケルを自力で精製。抱腹絶倒必至。大惨事寸前の決死の努力をご覧あれ!これは息子に読ませよう、うん、傑作だ(^^)。2017/06/03

oz

92
初読。経済学の父アダム・スミスは分業と交換を経済学の根本に据えた。あらゆる動物の中で人間のみがこの行為を行うから、というのがその理由だが、この慧眼は経済学のみならずあらゆる知の分野に適用される。本書で直面するのは、複雑な分業の依存関係が、それを無視した個人の力ではごく簡単な工作物でさえ原材料から自作できないほど徹底されているという事実である。例えば、一人の人間が鉄鉱石から鉄を取り出すための知識は16世紀のラテン語の書物にまで遡らなければならない。爆笑必至の科学エンタテインメント。2018/10/10

chinayo

92
この本ほど、最後の数ページで、いままでの自分の価値観をひっくり返された作品はないだろう。2017/02/18

sin

91
サイコーにいかす試みだが、筆者の独善的な理屈っぽさがまるで自分の着想を中心に世界が回っているかのように感じとれて鼻についた。しかし一転して筆者がその行為自体の難易度に直面して、かつ紛いなりにもそれらしきものを作り上げる過程で到達した環境に配慮した考察に好意と共感を覚えた。いや?最初から計算ずくだったのだろうか?何れにしても興味深い内容でした。2015/11/30

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