内容説明
CIAの情報分析官キャロラインは2年前、工作担当官だった夫エリックを旅客機爆破テロで失っていた。ところがベルリンで合衆国副大統領が誘拐される瞬間を捉えた映像に夫の姿が―しかも犯行グループ「四月三十日」の一員として。それはキャロラインが動向を追いつづけてきた極右武装組織だ。夫に何が起きたのか?自身、CIAで分析官を務めた著者が贈る爆発的サスペンス。
著者等紹介
マシューズ,フランシーヌ[マシューズ,フランシーヌ][Mathews,Francine]
元ジャーナリスト。CIAに4年間在籍し、情報分析官として1988年のパンナム103便爆破テロなどの調査に携わる。コロラド州在住
高野裕美子[タカノユミコ]
1957年北海道生れ。立教大学卒業
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感想・レビュー
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ぽんちゃん
9
面白い…のかなぁ。まだ面白いのか掴めない感じ。先が気になるとはならないなぁ。下巻になればもっと物語が展開していくのかな?登場人物が多すぎて関係性を追いかけるのに必死。とりあえず、引き続き下巻を読みます。2016/11/30
mayu_moooooo
0
女性作家の描く女性像は、女性である自分から見てリアリティがある。CIAの情報分析官キャロライン、米国副大統領。この二人の女性の強さともろさの描写が素敵。爆破テロ犯人を追うというストーリーだが、舞台がヨーロッパの、なかなか舞台にならない地域を移動する……というもので(下巻に続けよう)2013/04/21