内容説明
高度な知性を持ちながら、自殺願望から無謀な超高速走行へと突入したサイコモノレール“ブレイン”。絶望的なスピードで暴走を続ける列車内部に閉じこめられたローランドたちが脱出する方法はただひとつ。「なぞなぞ勝負」で“ブレイン”に勝つこと！刻一刻と迫る死の影、絶体絶命の彼らに勝機は果たしてあるのか？そして、ついに明かされるローランドの過去とは。絶好調シリーズ第４部。
著者等紹介
キング，スティーヴン［キング，スティーヴン］［Ｋｉｎｇ，Ｓｔｅｐｈｅｎ］
１９４７年メイン州生れ。高校教師、ボイラーマンといった職業のかたわら執筆を続け、’７４年に『キャリー』でデビュー。好評を博し、以後『呪われた町』『デッド・ゾーン』など、次々とベストセラーを生み、“モダンホラーの帝王”と呼ばれる
風間賢二［カザマケンジ］
１９５３年東京生れ。武蔵大学人文学部卒業。『ホラー小説大全』で第５１回日本推理作家協会賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
136
第4巻の上巻は、ブレインとなぞかけの試合をしているところが半分近くを占めていてこの部分が私には非常に面白く感じました。ここら辺を読んでいるとジョジョの不思議な冒険を読んでいる感じになってかなり楽しめました。そのあとはローランドの回想になっていきます。2016/07/04
なぎさ
64
たしかに…情念と理性とのあいだで折り合いがつけれる人が彼氏に欲しいわ(笑)2016/12/19
市太郎
50
全巻で中途半端なところで終った、狂った暴走モノレール〈ブレイン〉とのなぞなぞ勝負の続きから第4巻は始まる。人語を理解する高度なコンピュータで人の運命を操るブレインは言ってみれば大人でありながら発想が幼稚な人格の持ち主で不快感を覚える。周りを巻き込んで自殺しようとか発想が自己中心的すぎる。ガンスリンガー達がなぞなぞで勝てば生かすという。次は「ザ・スタンド」の世界へ。そこで語られるローランドの過去。話に魔女が出てきてエログロ的になるところから読むのに忍耐が必要。14歳の頃のガンスリンガーの過去とは？ 中巻へ。2014/03/10
あっちゃん
26
サイコモノレールとなぞなぞ合戦とか(笑)命をかけた緊迫した勝負なんだけど、ローランドが深刻な顔してなぞなぞ考えるとかリアルに想像すると( ￣▽￣)そして、辿り着いた先に高速道路？ローランドの過去編へ…2016/11/12
猫ぴょん
24
ブレインとのなぞなぞ対決～☆彡思ったよりサクッと終了～。そしてお話しはいよいよローランドの過去☆彡 いかにも～な登場人物たちが続々登場。 ４の中巻と下巻へGO！ 先は長いな～(^^;2020/07/15
