出版社内容情報
元気いっぱいの少年たちが学び暮らすギムナジウムにも、クリスマス・シーズンがやってきた。その成長を温かな眼差しで描く傑作小説。
まもなくクリスマス。街全体が温かな雰囲気に包まれるなか、寄宿学校の少年たちは、波瀾万丈のクリスマス劇「飛ぶ教室」の稽古に励む。ある日、マルティンに母親から手紙が届く。そこには、マルティンがクリスマスに帰省する旅費を工面できなかったと書かれていた……。たとえ運が悪くても、元気を出せ。打たれ強くあれ――温かなメッセージが込められた、少年たちの成長の物語。
内容説明
まもなくクリスマス。街全体が楽しい雰囲気に包まれるなか、寄宿学校の少年たちは、波瀾万丈のクリスマス劇「飛ぶ教室」の稽古に励む。ある日、マルティンに母親から手紙が届く。そこには、マルティンがクリスマスに帰省する旅費を工面できなかったと書かれていた…。たとえ運が悪くても、元気を出せ。打たれ強くあれ―温かなメッセージが込められた、少年たちの成長の物語。Star Classics名作新訳コレクション。
著者等紹介
ケストナー,エーリヒ[ケストナー,エーリヒ] [K¨astner,Erich]
1899‐1974。ドイツの詩人・小説家。ドレスデン生れ。1929年に発表した『エミールと探偵たち』で児童文学作家として知られるようになる。ファシズムへの批判、自由主義的な作風により、ナチスによって迫害を受け、’33年発表の『飛ぶ教室』を最後にドイツ国内での出版を禁じられ、著作の焚書処分を受ける。第二次世界大戦後は、西ドイツのペンクラブ会長を長く務めた。’60年、国際アンデルセン賞受賞
池内紀[イケウチオサム]
1940(昭和15)年兵庫県姫路市生れ。ドイツ文学者。翻訳、評論をはじめ、エッセイ、人物列伝、演芸・歌舞伎論など、執筆範囲は多岐にわたる。訳書に『ファウスト』(毎日出版文化賞)、著書に『恩地孝四郎』(読売文学賞)、『海山のあいだ』(講談社エッセイ賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちなぽむ and ぽむの助 @ 休止中
ケイ
nobby
rico
ケイ