出版社内容情報
地球のことから、動物、歴史、文学、人の死に様まで、アシモフと星新一が厳選して、驚きの世界にあなたを誘う不思議な事実の数々。
内容説明
アメリカとソ連との間の距離はどのくらい?深海魚のいる湖は?開拓時代のカウボーイたちの死因で最も多かったのは?もと落ちこぼれの天才とは誰?ニュートンの数多くの発見の秘訣とは?答えは全部この本の中にあります。地球のことから動物、歴史、文学、天才、人の死にざままで、さまざまな分野から厳選して、驚きの世界にあなたを誘う不思議な事実の数々。
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- 評価
COSMOS本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
98
SF界の巨匠アイザック・アシモフが様々な科学にまつわる情報を簡潔にまとめて紹介した本。刷数も多かったので人気のあった本だと思う。データなどは古いのがあるかもしれないが、著者が描いたというだけで威厳がある。翻訳は星新一、挿絵は真鍋博、両方ともに日本SFの創世記の関わった。随分よれて色焼けしても手放すことのできない一冊。2023/04/11
KAZOO
38
昔かなりはまり込んだ星新一の文庫本を本棚の奥から取り出して、再読し始めました。最初は訳本で「竹取物語」とこの本です。この本はアシモフが興味を持った、事柄を数行にして分野ごとにまとめているもので、興味のある部分だけ読んでもいいと思います。通読するのではなく、傍らに置いてほかの本などに飽きたときにぱらぱらめくるのもいいと思いました。本当に雑学知識が増えていきます。2014/08/29
東京湾
37
驚きというものがまさに頭のてっぺんからつま先まで詰まった、実に愉快な雑学の数々。全体的にポカーンと圧倒される感じで、感情を異次元へトリップさせるようにちょっとづつ読み進めた。これがまた余すところなく面白い。雑学の羅列が次から次へと押し寄せ、何度お腹いっぱいになったことか知れない。時折情報の古いものも見受けられたがそれはご愛嬌。何度だって読み返したいと思えた。2016/12/29
akira
35
興味深い一冊だった。 アシモフ原作で星新一訳となればおもしろくないわけがない。多くて5行程度の雑学が並んでいる。主に科学、歴史、文学などが多め。なかなかキャッチーなものも多く、テレビ番組のネタ帳にできそうな感じである。 大学時代、化学系だったしもう少しちゃんと学んでおけばよかったなと思う今日このごろ。来世に向けて、地球の化学を学び始めよう(笑) 「銀河系の星の基本元素も地球と同じ。ノーベル賞を受けたウォルド教授は、『地球で生化学を学んでおけば、よその星でも通用する』と言っている」2020/10/12
双海(ふたみ)
29
「カタツムリは、よく眠る。寒い時は二、三ヵ月も冬眠し、暑い日には乾燥しないように殻にこもる。大雨の時も、水を避けて殻にかくれる。砂漠に住むカタツムリには、三、四年も眠るのがいる」・・・やっぱりカタツムリは可愛かった。2014/05/21