出版社内容情報
異なる主人公、異なる犯人。三つの異なる事件が描き出す、ある夫婦の20年。全米絶賛！ 革新的手法の新ミステリー日本解禁！
1931年フランスの田舎町、路上で発見された死体から明らかになる、服役囚連続失踪事件（第一部「マルニヴォー刑務所」）。1941年には米映画界周辺で美人女優を含む若い女性が連続して切り裂かれる事件が起きる（第二部「フォーリング・スター」）シムノン、チャンドラーのパスティーシュで描く堕ちていくある男の物語。ミステリファンのための傑作、堂々解禁！
内容説明
１９３１年フランスの田舎町、路上で発見された死体から明らかになる、服役囚連続失踪事件。閉ざされた監獄内の謎を追う警部の物語（第一部「マルニヴォー監獄」）。１９４１年、全盛期に向かう米映画界で起きた、若い女性が連続して切り裂かれる事件と業界の闇に名探偵が迫る（第二部「フォーリング・スター」）。シムノン、チャンドラーの完全なるパスティーシュが描く傑作、堂々解禁！
著者等紹介
ウィンター，アリエル・Ｓ．［ウィンター，アリエルＳ．］ ［Ｗｉｎｔｅｒ，Ａｒｉｅｌ Ｓ．］
２０１２年『自堕落な凶器』が「ロサンゼルス・タイムズ」ブック・プライズ最終候補作となる。絶賛を受けて、長編小説デビュー。ほかに児童向け絵本“Ｏｎｅ ｏｆ ａ ｋｉｎｄ”（未訳）を著している
鈴木恵［スズキメグミ］
１９５９年長野県生れ。早稲田大学文学部卒業。翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しましまこ
5
３部作ですごい！というのを何かで読んだのだが、一部と二部のさわりの上巻。面白くないよ～。ほんとに面白くなるのか？！2014/08/03
熊猫
2
確かにパティーシュだ。 この先どこへ辿り着くのか分からないところがいいな。 詳細な感想は下巻で。2014/11/12
Neko*2
2
これは難しかった！１話目を読み終えるのにも随分時間が掛かってしまった。完結したと思わせて２話目が始まり、何か関連があるのかと思えば前の話の登場人物が次は主役として出てきて。でも、うーん、よくわからない。混乱したまま下巻へ進みました。2014/11/02
marsa
2
三つの異なるタイプの中編で構成されている。解説を読み、作者の意図が三人の作家のオマージュのような形態になっていて、全く違うトーンなのにつながってる感じが面白かった。マルニヴォー監獄が一番好きかも。2014/10/13
読書と紅茶🥰
1
決してつまらないわけではないんだけど、いまいち盛り上がりが欠けるせいか冗長に感じてしまう部分もあった。雰囲気はすごく良いんだけどなあ。2020/04/04
