新潮文庫
鷲たちの盟約〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 437p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784102181317
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

一九四三年、専制国家と化した合衆国。ある死体の発見を機に、ひとりの警部補が恐るべき国家機密の真相に肉薄する。歴史改変巨編。

1943年、アメリカ合衆国。10年前に大統領就任目前のルーズヴェルトが暗殺され、未だに大恐慌の悪夢から脱せずにいるこの大国は、今やポピュリストに牛耳られた専制国家と化している。ポーツマス市警のサム・ミラー警部補はある晩、管内で発見された死体の検分に向かうが、その手首には6桁の数字の入れ墨があった――。現代史上の”if”を大胆に敷衍した緊迫感溢れる歴史改変巨編!

内容説明

1943年、アメリカ合衆国。10年前に大統領就任目前のルーズヴェルトが暗殺され、未だに大恐慌の悪夢から脱せずにいるこの大国は、今やポピュリストに牛耳られた専制国家と化している。ポーツマス市警のサム・ミラー警部補はある晩、管内で発見された死体の検分に向かうが、その手首には6桁の数字の入れ墨があった―。現代史上の“if”を大胆に敷衍した緊迫感溢れる歴史改変巨編。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

48
第二次世界大戦直前、ルーズベルトが暗殺されヒューイ・ロングの元、全体主義への道を辿り始めたアメリカ。そんな中、手首に数字を刺青された死体が発見されて……。『ファージング』や『ファーザーランド』と軌を同じくナチスの勝利を描いた歴史改変ミステリ。上巻では事件自体はほぼ進展せず、主人公を取り巻く暗鬱な社会情勢を中心に描いている。主人公が警官という事で、内心では自由を求めながら「党」や全体主義に絡めとられていく様が実に上手い。上巻では息詰まるような雰囲気を楽しめたので、下巻での事件自体の動きが楽しみである。2017/06/05

RIN

23
ルーズベルトが暗殺されポピュリズムの代名詞ヒューイ・ロングが大統領となったアメリカが舞台。有栖川有栖さん『闇の喇叭』のようにちょっとだけ歴史がずれた世界を描く。アメリカの政治史に疎いため真の恐怖(?)を感じ取れているか聊か自信がないが、日本でもつい先ごろポピュリズムがファシズムと極めて近いことを体感したばかりで民主主義の恩恵にどっぷりつかった我々にはただただ恐ろしい社会が描出されていく。トムロブスミス『チャイルド44』に近い感じ。そんな世界で〝グッドアメリカン”たろうと抗うサム警部補の闘いか。下巻へ。2014/02/01

そら丸

9
歴史改変物で、基本的に自分は不得意な分野の本なんだけど、これはリーダビリティがあって非常に読みやすかった。だだし上巻は大きな話の展開がなくこれからが非常に楽しみではあるな。★★★☆2012/11/17

けいちゃっぷ

6
ナチスが欧州を席巻していたら。アイゼンハワーが暗殺されていたら。歴史改変ものは好物ですが、訳がところどころ古めかしいのとポーツマス市警準警部補の立ち位置が理解しがたいので今ひとつ乗れず。437ページ2013/02/25

すけきよ

6
主人公がバリバリのヒーローではなく、体制に迎合する人間でもない、手が届く範囲の平穏を望む人間像であるがゆえ、専制国家の圧力がじわじわと彼を締め付けていく。この全体主義の空気そのものが推進力になっていて、そこから逃れられるのか、飲み込まれるのかがフックになっている。物語は謎の死体から始まるものの、それは早々に脇に寄せられ、ヒトラーと大統領の会談とその暗殺計画に焦点が当てられていく。下巻に続く2012/08/01

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