内容説明
1966年に発表されたビーチ・ボーイズの名盤『ペット・サウンズ』。それまでのグループのイメージを覆したこのアルバムは当初、メンバーやファンを戸惑わせ、天才的リーダー、ブライアン・ウィルソンの人生を大きく変えていく。恋愛への憧れと挫折、抑圧的な父親との確執、ドラッグ、引きこもり―。「幸福についての哀しい歌の集まり」とも評された、一人の繊細な青年の愛と絶望の軌跡。
目次
「僕にはちゃんとわかっているんだ。自分が間違った場所にいるってことが」
「ときにはとても悲しくなる」
「僕らが二人で口にできる言葉がいくつかある」
「キスがどれも終わることがなければいいのに」
「ひとりでそれができることを、僕は証明しなくちゃならなかった」
「しばらくどこかに消えたいね」
「自分にぴったりの場所を僕は探している」
「でもときどき僕はしくじってしまうんだ」
「答えがあることはわかっているんだ」
「この世界が僕に示せるものなど何ひとつない」
「美しいものが死んでいくのを見るのはとてもつらい」
「もし僕らが真剣に考え、望み、祈るなら、それは実現するかもしれないよ」
著者等紹介
フジーリ,ジム[フジーリ,ジム][Fusilli,Jim]
1953年、アメリカ、ニュージャージー州ホーボーケン生まれ。イタリア系アメリカ人の家庭に育つ。『NYPI』から始まった探偵小説のシリーズのうち、「HARD,HARD CITY」は2004年ミステリー・インク・マガジンのベスト・ノベルに選ばれた。ウォール・ストリート・ジャーナルなどにロックやポップスに関する寄稿をしている
村上春樹[ムラカミハルキ]
1949年京都生れ。『風の歌を聴け』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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