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新潮文庫
コードネームを忘れた男〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 287p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784102176849
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

物忘れがひどくなった辣腕CIA工作員……。国家機密は大丈夫なのか。老スパイを追う謎の組織とは。前代未聞の超弩級エンタメ。

チャーリーは、核爆弾がカリブ海のマルティニーク島にあることを、ようやく聞き出した。しかも、コインランドリーの倉庫に眠る洗濯機の中に隠してある、と。ただ、核はニセモノらしい。チャーリーは不安を抱きながらもアリスを救うべく、島へと向かった。しかし、次から次に何者かに襲撃され、もはや敵と味方の区別さえつかなくなった。ドラモンドは、大胆不敵な行動に出たが――。

内容説明

チャーリーは、核爆弾がカリブ海のマルティニーク島にあることを、ようやく聞き出した。しかも、コインランドリーの倉庫に眠る洗濯機の中に隠してある、と。ただ、核はニセモノらしい。チャーリーは不安を抱きながらもアリスを救うべく、島へと向かった。しかし、次から次に何者かに襲撃され、もはや敵と味方の区別さえつかなくなった。ドラモンドは、大胆不敵な行動に出たが―。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

saga

51
下巻でも敵味方が、チャーリーにとってだが、入り乱れて展開する。洗濯機に偽装した核爆弾をカリブ海に浮かぶ島で発見後、父子は幾度となく死線を彷徨い、父・ドラモンドは本当に死の一歩手前までいってしまった。舞台をアラバマ州モービルに移してからは、チャーリーだけが爆弾の行方を追って奮闘する。ちょうど一人前の諜報部員のように。最後はお決まりの大団円。上巻と比べて読む速度が上がった下巻だった。2021/01/11

しゃお

9
前作がとても楽しく読めたので期待し過ぎたせいか、前作ほどはのめり込めなかったですね。誰が敵で味方なのか区別もつけられない状況に陥るチャーリーとドラモンド。危機的状況で目覚めるドラモンドの活躍でもって窮地を脱する場面はもちろんあるものの、そのドラモンド以上に成長したチャーリーの活躍する場面がポイントとなっているのが逆にマイナスポイントでもあったのかも。しかし読みながらチャーリーもスパイとしての能力が覚醒しつつあるなぁと思っていたら、ラストはそう来ましたか。更なる続編もあったりするのでしょうか。2014/09/21

ジョニー

1
アルツハイマーになったお父さんと息子のやりとりが魅力だったが2作目は息子ばかりが活躍してコメディ要素が薄くなった。2023/03/11

takao

1
ふむ2021/02/13

いぬすけ

1
後半パパの出番が減って面白さ激減。主人公と恋人とお父さんがバラバラになってしまったので話がとりとめなくなってしまった印象。あとすみません、最後のシーンよく意味がわからなかったんですが。。あれ必要なのかな…。続編への布石?2014/02/10

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