新潮文庫<br> マネートレーダー銀行崩壊

新潮文庫
マネートレーダー銀行崩壊

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  • サイズ 文庫判/ページ数 512p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784102176214
  • NDC分類 936
  • Cコード C0198

内容説明

28歳の青年トレーダーは、飛ぶ鳥を落とす勢いだった。豪華な住まい、破格のボーナス、美しい妻。だが、ふとした損失を補填したことを契機に、彼は隠蔽を重ね、一挙に転落してゆく。1995年2月、このたった一人の男のために、英国最古のマーチャント・バンクは一夜にして崩壊した。小説を凌駕するスリルに満ちた、稀代の犯罪者の獄中手記。

目次

プロローグ―コタ・キナバルの週末
1 ロンドン時代
2 ベアリングズ入社
3 運命のエラー・アカウント88888(ファイヴ・エイツ)
4 内部監査―93年~94年
5 増えつづける損失―94年
6 さもなくば破滅か―94年11月、12月
7 文書偽造―95年1月~2月6日
8 誰も私を止めなかった―2月6日(月)~17日(金)
9 シンガポール脱出―2月20日(月)~23日(木)
10 逮捕―2月27日(月)~3月2日(木)
11 幹部の弁明

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tomehiko2

1
イギリスの名門商業銀行、ベアリングズ銀行をシンガポール市場の225先物・オプションで空前の大損失を計上し、崩壊させたトレーダー、ニック・リーソンの手記。読めばすぐ分かるが、この男、全く自責の念が無い。銀行の内部管理体制が酷くて自分の不正を取り締まれなかったのが悪い、という主張自体は概ね妥当という気がするが、そもそも他の人間が同じ立場に立ったら全員自分と同じことをしたか、とか考えた形跡は一切なし。ただ、この思考過程はかなり理解できる気がして、読んでる間スゲー怖かった。最凶の反面教師本として、金融関係者にはオ2012/12/06

aki

0
英国の名門商業銀行ベアリングズを倒産に追い込んだマネートレーダー、ニック・リーソンの手記。一種のピカレスク・ロマンですな。マネートレーダーとしての能力・スキルはなく、詐欺師としても稚拙だが、ベアリングズは内部監査・統制の機能を持っておらず、粉飾が明るみに出たときは打つ手なしの状態だった。実は同社は19世紀後半、アルゼンチンの下水道事業に多額の資金をつぎ込み、破綻寸前に陥ったが、その原因をつくったのがニック・バウアーという社員だった。ニック・リーソンはニック・バウアーの生まれ変わりだろう。なぜなら~2005/08/16

sh

0
思うところあって、久々に再読しました。英国の名門、ベアリングズ銀行が倒産したときは驚きましたが、その原因を知ってもっと驚きました。 主人公の「今や私は、バランスシートの両側を操作できる立場にあり、その異常性が気にならなくなってきた・・・」という言葉が、印象的です。原則というものは、崩してはならないから、原則なんだなと改めて思いました。2012/07/04

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