内容説明
魂の重さを大まじめに量った科学者がいた。彼はその結果に真剣に悩んだ…なぜ生前と死後で人間の体重が変化するのか?科学の発展に寄与したり寄与しなかったりした7つの分野での実験と論争の数々、その意外な結論とは。古今の有名科学者の迷走も交えつつ、生命誕生の謎から錬金術に至るまで、イグ・ノーベル賞受賞者が丁寧に解説する異色の科学史。
目次
第1章 魂の重さを量る
第2章 物体を動かす
第3章 ツーフィンガーをニュートンに
第4章 コルセットを通る稲妻
第5章 愚か者の金?
第6章 フランケンシュタインのいのち
第7章 生命とは何か?
第8章 結論「必要な謎」
著者等紹介
フィッシャー,レン[フィッシャー,レン][Fisher,Len]
1942年、オーストラリア・シドニー生れ。ニュー・サウス・ウェールズ大学で博士号を取得。ビスケットを崩壊させずに紅茶に浸す方法についての研究で’99年イグ・ノーベル賞・物理学賞を受賞。2002年刊行の『How to Dunk a Doughnut(ドーナツをどう浸すか)』は、米国物理学協会の最優秀一般科学書に選ばれた。英ブリストル大学物理学部名誉研究フェロー
林一[ハヤシハジメ]
1933年、台北生れ。昭和薬科大学名誉教授。専門は理論物理学、科学史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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